10/12/2025

2025.10.12 第4回 長谷川博之セミナーIN千葉

みなさま、こんにちは。

埼玉教育技術研究所です。


昨日の高校セミナーに引き続き、本日は千葉で長谷川先生が講師として登壇されました。

講座は、長谷川先生の授業はもちろん、参加者の模擬授業や映像審査、研修、対談、QAと、盛沢山の2時間半でした。参加されたみなさんにとって、時間が過ぎていくのがあっという間と感じられたのではないでしょうか。


私が印象に残った講座が2つあります。

1つは、不登校対応です。

私の近隣の学校では、電話対応のみの対応が当たり前となっています。残念ながら、家庭訪問に行く先生の方が少ないです。

長谷川先生の対応は違いました。家庭訪問は当たり前に行うとして、「家庭支援」を行うのです。なぜ、家庭支援なのか、家庭環境がよくならなければ、登校することが難しいからだと教えてくれました。

私はもちろん、参加された多くの先生にとって、「家庭支援」の概念はなかったと思います。


もう1つは、行事指導です。

長谷川先生は、以前から、行事指導について次のように話しています。

「そもそも行事指導が必要だと思っていない」

長谷川先生の学級・学年は、行事がなくても、子どもたちが成長する授業と学年・学級経営をされているから、行事がなくても子どもが成長します。

その上で、行事をするならば、どんな手立てを行っていくと、子どもが伸びるのか。

子どもの具体的な成長の事例をもとに、いくつも教えてくれました。


不登校対応や行事指導はもちろん、今日教えていただいた多くの学びが、きっと参加された先生方の授業や学級経営にいきてくるのだと思います。


千葉での単独セミナーは、4回目。

次回、5回目の開催も決定しました。

今年一緒に学んだ先生方と、また一緒に来年も学びたいです。

10/11/2025

2025.10.11 TOSS高校セミナー東京

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。


東京で開催された高校セミナー。

今年のテーマは、「K12を意識することで実現する生徒が登校したくなる学校づくり」。

参加者は100名を超え、大盛況で幕を閉じました。


講師の長谷川博之先生の講座は、「来る価値のある学校づくり」です。

冒頭で、長谷川先生は、「お説教で子どもを変えるのではなく、授業で教えていくこと」の大切さを話してくれました。

小学校に比べて、子どもたちとの関わりのほとんどが授業であることから、授業で人間関係をつくっていかなければならない。

中高の教師こそ、「授業力」が必要なのだと話した上で、中1教材「星の花が降るころに」を使って、解説を交えながら授業をしてくれました。

長谷川先生が教えた子どもたちは、つい半年前まで小学生だったとは思えないほどの分析の力をつけていました。

とくに驚いたのが、物語の冒頭に出てくる「二人で木に閉じ込めらた」と、最後の一文である「私は銀木犀の木の下をくぐって出た」が対になっていることに、気付いたことです。

「お説教ではなく授業で変える」ことを事実をもって示してくれました。


来年の開催は、北海道です。

高校の先生はもちろん、今回参加した多くの先生方が、来年の開催を待ち望んでいると思います。