3/28/2021

2021.3.28 第79回 向山型国語教え方教室

 みなさま、こんにちは。

埼玉教育技術研究所です。


長谷川先生はTOSS代表の谷和樹先生と一緒に向山型国語教え方セミナーに登壇されました。


谷先生は、小学校教材5年生「かんがえるのって おもしろい」という教材を扱って授業をしてくれました。

小学校では、国語の最初の教材が「詩」から始まります。

谷先生から学ばせていただいた内容が、多くの先生の授業開きに役立つと思いました。

音読の仕方を始め、様々な引き出しを教えてくれたからです。


長谷川先生の講座は、中学1年生国語の新教科書より、「桜蝶」という教材を扱った授業です。「桜蝶」は、国語教科書史上初の教材といわれ、視点の変化を学ぶことができます。

読んだだけではわからなかった内容が、次々と発見されていくドラマチックな展開に、Zoom画面に惹きつけられていきました。

子供達なら、熱中すること間違いなしの授業です。

また、添付していただいた資料「生徒が国語の授業を好きになる 4月のアクションプラン 中高編」は、長谷川先生が4月にどんな指導をされるのか一目でわかる内容でした。

多くの先生方が、これから始める来年度の準備に役立てることができます。


谷先生も長谷川先生も、常に参加者の授業開きのことを考えてお話をして下さっていることが伝わってきました。


最終講座では、長谷川先生が飛び込みで行った授業に対して、谷先生がコメントしていく展開で進みました。

私は何度か映像を拝見させていただいた機会があったのですが、何度見せていただいても気づけなかった視点をいただけました。

長谷川先生が第一発言者に選んだ意図。

このあと逆転現象を起こす布石。

全体に教師のエネルギーを届ける工夫。

谷先生のコメントの全てが学びになりました。


続いて見せていただいた谷先生の黄金の1日目。

学級活動では、やんちゃな子供達が谷先生に質問をする場面でした。

始業式後に行う学級活動のイメージがつきまいした。

とくに、谷先生へ質問する子供とそれに答える谷先生テンポ。

同じテンポで質問と答えが繰り返されていました。

初日から教室全体を掌握していく雰囲気が伝わってきました。

長谷川先生が、谷先生の映像へコメントを重ねていく場面で気付かせていただきました。

自分1人では見過ごしてしまったに違いありません。


参加者のみなさんも同じだと思いますが、セミナーの2時間があっという間に過ぎてしまったのではないでしょうか。

今日の学びを活かし、来年度、新たに出会う子供達との黄金の1日目を成功させたいですね。





3/27/2021

第3回 志士舞Zoom教え方セミナー

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。


昨日、学級解散を終えた先生方。

子供達との別れはどうでしたか。

最後の1日が、きっと素晴らしい1日となったことと思います。


そして、今日、来年度に向けての学びのスタートとして、教え方セミナーには多くの先生方に参加していただけました。

参加者164名。

春休みを、一緒に学ぶことからスタートできたことが嬉しいです。


本日のテーマは、

「プロ教師の学級経営」。

志士舞メンバーが、長谷川先生からの学びを勤務校の実践にどのように活かしてきたかを学ぶことができました。

統率力や組織作づくり、アドバルーンへの対応策、集団の質を高める一工夫、保護者との連携に至るまで、盛りだくさんの内容でした。

メンバーの最後の講座「行事指導」では、リーダーとフォロワーの育て方について、具体的な事例を交えて詳しく教えていただけました。

来年度の学級経営に役立つこと間違いなしの内容で、運動会や音楽会などの大きな行事が今から楽しみになった参加者の方も多かったことと思います。


そして、最後は、みなさまお待ちかねの長谷川先生の講座です。

長谷川先生は、メンバーの講座を聞き、それに合わせてお話をしてくれました。

授業力と統率力のお話は、まさに目から鱗の内容だったことと思います。

統率者として、絶対に劣ってはいけないものは何か。

来年度の準備をする上で、大切なことを教えてくれました。

統率の3つのステップを意識して、子供達の前に立てるよう勉強を重ねていきたいですね。


次回、第4回志士舞教え方セミナーは、4月3日(土)です。

テーマは、

「新学期直前スペシャル 学級開きを大成功させるためのとっておきの秘訣 大公開!」

です。

来年度、さらによい学級を作りたい先生。

今年は上手くいかなかったけれど、来年度こそよい学級を作りたい先生。

春休みに準備をするために、一緒に学んでいけたらと思います。

3/21/2021

2021.3.21 はる☆とす TOSS中学関西セミナー

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。


昨日の教え方セミナー後、長谷川先生は大阪で行われた「はる☆とすセミナー」へ登壇されました。

講座では、現場でそのまま使える実践を紹介してくれました。

生徒指導をテーマに、「正しい聴き方7か条」や「やってはいけない5」、「いつものやり方を見直そう」等、誰しも悩んだ経験があることを、具体的な事例をふまえて教えてくれました。

私は、お話を聞いていて、自分の対応を反省した場面がいくつもありました。

正論で語ったけれど、逆効果になってしまったこと。

何度指導しても同じことを繰り返させてしまうこと。

そうしないために、どのような手立てが必要か。

たくさんの引き出しをいただきました。

必要なときにその引き出しを開けるよう、会場に集まった先生方と学び続けていきたいと思いました。


最後に、長谷川先生の授業を見せていただける講座がありました。

タイトルは、『ハイブリッド版「主体的で対話的な学び」を体感せよ』です。

現場では、実際に「主体的で対話的な学び」の授業を見ることさえ難しいですが、会場では子役として体験することができました。

しかも、授業は2つ。

どちらも、討論で大盛り上がりの内容でした。

また、ある参加者が突拍子もない意見を言ったときの長谷川先生の対応に驚きました。

こんな対応をしてあげたら、また挑戦したくなる。

そんな驚きの対応でした。

会場参加でしか学ぶことができない内容が盛沢山でした。


また一週間後は、志士舞教え方セミナーで長谷川先生のお話を聞くことができます。

テーマは、「プロ教師」!

どんなお話が聞けるのか。

今から楽しみですね!

3/20/2021

第2回志士舞Zoom教え方セミナー

みなさま、こんにちは。

埼玉教育技術研究所です。


先週の開幕戦から1週間。

第2回は、175名(初参加者5名)もの方々にご参加いだたけました。

テーマは、『学級経営』。

教え方セミナーでは、よく4月当初の経営について講座が行われます。

しかし、今回は、、

「一年間の組み立て」

について講座が組まれました。


4月の経営に加え、ほころびが出始めたらどうしたらよいのか。

また、ほころぶ前に何をしたらよいのか。

授業や当番、係活動、行事等、様々な活動をどのように取り組んでいったらよいのか。

そして、最後の解散へどのようにつなげていったらよいのか。

メンバーの講座では、子供の具体的な事実をもとに紹介されました。


さらに、長谷川先生の最終講座。

メンバーの講座を受けて、学級開きから最後の解散までのポイントを紹介してくれました。

出会いの場面での語りはもちろん、服装にいたる細かな部分まで詳しく語っていただきました。

多くの学級では、まもなく学級解散を迎えます。

今年の反省を書き出し、来年はさらにパワーアップして子供達の前に立ちたいと心から思いました。

長谷川先生のお話は、具体的でわかりやすい上に、「自分にもできるかも」また「やってみたい」という勇気をいただけます。

教え方セミナーは、開幕したばかりです。

毎年定期的に参加して下さる先生方はもちろん、初めて参加される先生方も大歓迎です。

毎週末、一緒に勉強をしていけたら嬉しいです。


3/14/2021

2020.3.13 TOSS志士舞春の教え方セミナー

みなさま、おはようございます。

埼玉教育技術研究所です。


いよいよ、2021 教え方セミナーの開幕です!

開幕戦のテーマは、、、

『これでバッチリ!生徒指導の原則追究セミナー』

です。

教員なら誰しも生徒指導で悩んだ経験があるかと思います。

そこで、開幕初日から、生徒指導をテーマに講座が組まれました。


メイン講師の長谷川博之先生は、生徒指導とは「錯覚」であると述べています。

なぜ、錯覚なのか。

志士舞メンバーの講座では、この「錯覚」について、具体的な子供の例をもとに解説されました。

私は、話を聞いていくうちに、教室の子供の顔が浮かんできました。

Zoom参加して下さった参加者のみなさまも、これまで担任してきた子供の姿を思い出したのではないでしょうか。

生徒指導の講座は、今後の教え方セミナーでも扱います。

今回参加できなかった方も、ぜひご参加いただきたいと思います。



また、講座の中では、指導が困難な子供達の成長の事実が紹介されました。

適切な支援をすれば、変わっていくことを知り、もっともっと勉強して引き出しを増やしていかなければならないと感じました。


最終講座で登壇された長谷川先生は、生徒指導の支援を3つに分けて教えてくれました。

3つとは、1次的支援、2次的支援、3次的支援の3つです。

まず、最初のとっかかりとしての1次支援ですが、長谷川先生のお話を聞いて、この1次支援でさえ多くの学校で満足にできていないという現状を知りました。

不登校や反抗的な子供が増えてしまう原因は、教師の側にあること。

学校の支援体制を整える必要があること。

さらに詳しい内容を知りたいと思いました。

教え方セミナーでは、毎回最終講座で長谷川先生のお話を聞くことができます。

ぜひ、ご参加いただき、一緒に学びを深めていけたらと思います。