題して、子どもみんなプロジェクトです。
子どもみんなプロジェクトは、文部科学省の委託事業です。
不登校やいじめなど、子どもの問題を、心の発達の視点から解決する、子どもと先生を支えるプロジェクトです。
プロジェクトは、学校現場と研究者の協働で行われます。
シンポジストには、大学教授や教育委員会の指導主事の方々がいました。それぞれの立場から、子どものいじめや脳の発達の問題について取り上げ、その解決策を科学的なアプローチでできることをお話されていました。
その中で、長谷川先生は、学校現場の代表として、現場の声を届けていました。
学級指導が困難になってしまったある教室の子どもたちを担任した先生が、子どもを変えるために自分自身を変え、子どもたちを変えていくお話です。
映像と長谷川先生の語りから、現場の子どもたちを変えるのは、教師自身であること。教師の変容こそが、子どもの変容につながることを参加者の方たちに語っていました。
講演が終わると、長谷川先生の元へたくさんの参加者がお話に行っていました。その様子から、長谷川先生の講演が、聞いていたたくさんの方たちの心に深く響いたことが伝わってきました。