みなさまこんにちは。
教育技術研究所です。
本日は、浦和にある教育会館で、第5回教え方セミナーが開催されました。
午前中のテーマは、「誰でもできる!特別支援ばっちりセミナー!」でした。
講座では、実際に志士舞メンバーの授業が公開され、対応の仕方について話を聞くことができました。
発達障害の子どもたちは、ワーキングメモリーが弱く、その弱さゆえに様々なハンデを背負っています。その事実について、詳しく説明されました。この事実を一つ知っているだけで、明日から子どもへの対応が変わると思います。
子どもに失敗体験をつませてはならないという、長谷川先生の言葉を実践するためにも、このような事実を知っておくことが極めて重要であると感じました。
子どもが熱中する授業では、百玉そろばんやフラッシュカードを使った子どもを巻き込む講座がありました。実際に参加者の方々が子ども役となって、百玉そろばんとフラッシュカードを使った授業が実演されました。どちら教材も、子どもを巻き込み、授業に熱中させるすばらしい教材でした。
午後のテーマは、「どの子も成長させる方法!大公開セミナー」でした。
QAでも多くの質問がよせられた「あの子が変わった!激変させる手立て」、「どの子も授業で成長させる方法!」の講座では、4月の出会いの日に、不適切発言を繰り返す子が、なぜ2月までに激変したのかを、授業映像を見ながら知ることができました。参加者の真剣な表情とメモをとる様子から、子どもが変わる事実の力を見せつけられました。
そして、長谷川先生は、先生方の抱えている問題は異なるとし、今回も一人一人のQAに丁寧に答えてくださいました。
「困り感がないと指導は入らない」ことや「脳は音声がないと理解できない」ことなど。
特別支援のポイントを教えていただきました。静かな会場で、参加者の方々が一生懸命にメモをとる音が聞こえていました。
来週は、ゴールデンウイーク最終日の開催になります。
長い休みを明けて、学校へやってくる子どもたちに、4月に教えたルールを確認する大事な時期です。次回のセミナーも、楽しみにしています。
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