みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。
授業、学級経営はもちろん、部活や不登校、やんちゃ対応、教師の生き方まで、わずか3時間で多くのことを学ばせていただいたセミナーでした。
開始前から、200名を超える参加が見込まれていて、会場はご覧の通りです。
「長谷川先生から学びたい!」
と、遠方からの参加者もいらっしゃいました。
開始直後、長谷川先生は、ご自宅から会場までの出来事を話してくれました。
そのお話を聞いて、普段の振る舞いの大切さを学びました。
日常生活の質が、子ども達から信頼を得られるかどうかに直結しているのだと感じました。
長谷川先生は、文学的文章の「ぬるま湯と父さん」の教材文を使って授業をされました。
クライマックスの一文を探し、主題にせまっていくまでの過程が、とても分かりやすかったです。
自分の考えを発表する場面では、参加者から次々と意見が発表されました。
その時の参加者への言葉かけ。
その1つ1つの対応でも、お一人お一人の意見を大切にされていることが伝わってきました。
授業は「正解を求めるのではない」ということがよくわかりました。
だから、長谷川先生が授業をする子ども達は、思春期の中学生でも意見を発表できるのだと思います。
また、参加者の話を聞かせる場面での一言。
「クラスメイトの話を聞かない集団が、いいクラスになりようがない」(文責:野口)は、胸に突き刺さる一言でした。
これが聞く指導なのだと思いました。
部活動の講座では、「教えずに教える」ことについて、いつもよりさらに深いお話を聞くことができました。
中学、高校で部活動をお持ちの先生だけでなく、小学校の先生もお話を聞き入っている様子が伝わってきました。
それは、体育の授業はもちろんですが、国語や算数等の教科に通じるところがあるからです。
全て繋がっているのだと思いました。
長谷川先生は、部活指導をされてから会場にいらっしゃったと伺いました。
そんな疲れを一切見せず、明るく、楽しい雰囲気で、会場を巻き込んでいきました。
懇親会では、参加者から、長谷川先生に「学びの熱をいただきました」、「エネルギーをいただきました」という声が聞こえてきました。
その言葉通り、参加した先生方全員が、学びに向かうエネルギーをいただけたのだと思います。
次の長谷川先生のセミナーが、待ち遠しくなりました。
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