11/15/2020

2020.11.15 長谷川博之セミナーin大分

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

 

昨日に引き続き、長谷川先生のセミナー報告です!

本日、長谷川先生が講師を務めたのは、

大分のセミナーです。

 

講座は、2時間たっぷり、長谷川先生のお話を聞くことができる充実の内容でした。

Zoom会議で行われたセミナーのため、大分の先生方と交流はできませんでしたが、

全国から参加者が集まることができる貴重なセミナーになったのではないかと思います。

 

さて、講座内容ですが、どれも印象的なものばかり。

その中から、2つ、ご紹介したいと思います。

 

1つ目は、長谷川先生の道徳授業!

扱った教材は、「杉山龍丸」です。

参加者の第一声は、「涙が出ました」、「感動しました」と、大盛況でした。

杉山さんが自分の人生をかけてインドの人々を救おうと奔走するシーン。

気付けば主人公に感情移入してしまう。

長谷川先生の道徳授業は、いつもそうです。

感受性の高い子ども達なら、その感動は計り知れないものでしょう。

 

2つ目は、最終講座の悩み解決QAです。

今回は、事務局があらかじめ用意した質問に、その場で長谷川先生が答える形式で進んでいきました。

思春期女子の対応に悩む男性教師。

管理職のパワハラ相談。

様々な質問がとび出しました。

深刻な内容もあり、長谷川先生がどう答えるのか。

お話に聞き入ってしまいました。

長谷川先生のA(アンサー)には、説得力があります。

どんな質問がこようと、幅広い知識、エビデンスのある解決方法で次から次へと答えていきます。

20分もあったQAの時間が、あっという間に過ぎてしまいました。

 

昨日の向国セミナーに引き続き、大分のセミナーも大盛り上がりで幕を閉じました。

 

さあ、来週はフィジカルセミナー。

遠く長崎から、伴一孝先生をお招きします。

Tチューバ―としても有名な伴先生。

どんなお話が聞けるのか。

今から楽しみでなりません!

11/14/2020

2020.11.14 第78回 向山型国語教え方教室

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

 

第78回をむかえた向国。

今大会は、これまで向山型国語教え方教室を長く支えてきて下さった伴一孝先生と椿原正和先生の最終会場となりました。

第6講座では、長谷川先生がコーディネーターを務め、向山型国語の「これまで」と「これから」について熱く語っていただきました。

Zoomの画面越しににも、お2人の熱のこもったメッセージが、ずっしりと伝わってきました。

 

そして、今後の向山型国語教室を引き継ぐのは、TOSS代表代行補佐の長谷川博之先生です。

今回の講座は、『向山型分析批評』。

これまで見て来た分析批評の概念が変わる、驚きの講座でした。

長谷川先生へのオーダーは、

「THE・長谷川博之 中学生を熱中させる国語実践」

~分析からさらにもう一歩の突っ込みを実現する向山型国語~

です。

選んだ教材は、「夏の葬列」。

読めていたはず、わかったいたはずの物語が、長谷川先生の発問で読めていなかったことに気づかされました。発問1つで、物語の世界ががらりと変わりました。

これが、もう一歩のつっこみなのだと、分析批評の新しい取り組み方を知ることができました。

このような実践を知っていればこそ、授業の仕方が変わってくるのだと思いました。

 

あっという間の3時間でした。

次回の向国は、来年春、3月28日です。

今から楽しみですね。

11/08/2020

2020年11月7日 志士舞検定

みなさま、おはようございます。

埼玉教育技術研究所です。

 

久しぶりの検定セミナー!

コロナ渦で、フィジカルのセミナーが開きにくくなり、

検定を受ける場も激減してしまいました。

しかし、昨日は、久しぶりに授業技量検定が行われたのです。

 

検定となると、普段のセミナーとは異なる雰囲気でした。

開始前から、会場は温かくもピリッとした緊張感がありました。

会場前方では、授業者の先生が授業の練習をする姿が見られ、緊張が伝わってきました。

開始直前までパソコンでサイトの最終確認をする先生、会場を出て発問や指示を練習する先生と、授業者の先生方から昇級を目指す熱意が伝わってきました。

そして、いよいよ本番。

D表の先生から、授業がスタートします。

D表の評価項目は、次の5つです。

1、授業の始まり(15秒)のつかみ

2、子どもへの目線

3、あたたかな表情、対応

4、明確な発問、指示

5、心地よいリズム

これらは、教態と呼ばれ、授業の基本になります。

例えば、1の授業の始まり(15秒)のつかみを例に見ると、

全体に通る声や第一発問・指示等、さらに細かな項目に分かれています。

この一つ一つを検定者の先生方に採点していただき、授業後に教えていただけるのです。

これほど、具体的に、自分の授業を評価していただける場は、他にはありません。

私も授業者として参加させていただきましたが、いただいた点数をもとに今後の授業改善を行っていくことができます。

 

授業技量検定の検定者は、七段の長谷川博之先生、初段の竹岡正和先生・松島博昭先生です。

授業に挑戦した人はもちろんですが、3人の代案を聞いているだけでもたくさんの学びをいただけたことと思います。

私も検定者の先生方に教えていただいたことを、必ず次の検定に生かし、上達の道を歩んでいきたいと思いました。

 

そして、この日、多くの授業者が昇段し、次回の志士舞検定日も2月に決まりました。

また挑戦の場をいただけたと思うと、開催が待ち遠しいです! 

11/01/2020

2020年11月1日 第19回 夢現塾・改

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

 

およそ4カ月ぶりにこの日がやってきました。

待ちに待ったフィジカルセミナーの開幕です!!

 

やっぱりライブは違いますね。

講師の長谷川先生を中心に、会場の一体感を感じられます。

 

模擬授業は、リズム、テンポよく、次々と進行します。

その場で、長谷川先生が介入し、何を直したらよいのかを具体的に聞けるから、授業者はもちろん、それを見ている参加者も学びが深まります。

Zoomのセミナーが、およそ4か月続いたので、ライブの良さを改めて感じることができました。

 

講座内容は、講師の長谷川先生に学ぶために集まった塾生を対象とするものですから、いつものセミナーより、ディープな内容でした。

 

例えば、第4講座の「桃花片」の分析。

これは、向山洋一映像全集の1つです。

 

自分で映像を見ていただけでは、何となく聞き流していた内容が、長谷川先生に解説していただくことで、より鮮明になりました。

講座の中で、次のように述べていました。

「みなさんに「ものさし」を提供していく(文責:野口)」

「ものさし」とは、映像の見方です。

家に帰って映像を見返せば、学びは何倍にもなると思いました。

 

最後のQA講座は、質問が次々と挙がり、それに長谷川先生がその場で応えていく展開です。

Qのほとんどが、勤務校での困りでした。

その1つが、同僚の授業についてでした。

ある先生の授業の中で、子どもが荒れるという内容です。

そのQに答える中で、長谷川先生は、次のように話しました。

「授業の中でできるようにさせるのが教師の仕事(文責:野口」)

第5講座の最新実践・授業でも語られましたが、長谷川先生は子どもの不利益になることに対して、常に闘ってこられました。

それらは全て子どもに還元されるから、塾へ行かない子ども達の学力向上、不登校ゼロという結果へとつながっていくのだと思いました。

 

次回の夢現塾改は、記念すべき節目の20回に当たります。

2月14日(日)です。

終了後、すでに19名の方々から事前入金をいただいております。

今回参加できなかった方も、ぜひ次の機会にご一緒できたら嬉しいです。