埼玉教育技術研究所です。
ハイブリッド型で行われた今日のセミナー。
私は会場で参加させていただいたのですが、はやりライブはいいなと思いました。
講師の長谷川先生の授業、その対応が目の前で展開され、参加者の反応を肌で感じられます。
学校現場の疲れも吹き飛び、明るく楽しい気持ちになれたのは、私だけではなかったはずです。
第1講座の生徒指導。
4階建て理論の1階部分を、これまでのセミナーで行われた講座よりもさらに深堀りして語ってくれました。
教師、人間の器を広げ、かっこいい大人として子ども達の前に立つために、もっともっと勉強しなくてはならない。
学んだことを生かして、自分自身の学びを変えていきたい。
長谷川先生が生徒指導で悩む全ての先生の指針を示してくれました。
続いて授業の講座。
長谷川先生のライブ授業を楽しみにしていた参加者はたくさんいたことと思います。
扱った教材は、2つの俳句。
「戸をたゝく狸と秋を惜しみけり」
「赤蜻蛉筑波に雲もなかりけり」
長谷川先生が授業をすると、まるで別物の教材に生まれ変わります。
討論ともなれば、自分の考えが言いたくて言いたくて仕方なくなります。
今日もたくさんの先生方が自分の考えを発表し、会場は一気に知的な空間へと変わりました。
まだまだあります。
異動1年目の長谷川先生の学校改革講座。
30事例を示し、会場とZoomの両方から、質問が飛び交いました。
ローテーション道徳や登校指導等、次々と行われる学校改革に驚きの連続でした。
とても長谷川先生のようにはいきませんが、勤務校の子どものために1つでも改善できるよう声を上げていきたい。
ここでも多くの先生方が、長谷川先生に「熱」を分けていただけたのだと思います。
辛い現場で働く先生も、長谷川先生に会い、お話を聞くだけで明るい気持ちになれる。
自分にできることを1つでも行おうと、一歩踏み出す勇気をもらえる。
参加した先生方が、みんな笑顔で帰っていく姿が印象的でした。
来年もつくばの地でセミナーが行われることが決まりました。
コロナが収束し、もっとたくさんの参加者のみなさまとセミナーの感想を交流できる日がくることが待ち遠しいですね。