みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所の野口です。
長谷川先生が、特別支援教育セミナーへ登壇されました。
長谷川先生のお話を生で聞ける。
やっぱりライブはいいなと、改めて実感しました。
セミナーへ登壇された先生は、TOSS特別支援教育誌を執筆されている小嶋悠紀先生、武井恒先生、翔和学園園長の伊藤寛晃先生です。
武井先生が支援学校の実践を語り、続いて小嶋先生が小学校、長谷川先生が中学校、そして伊藤先生が翔和学園のありのままの事実を語る。
どの講座も目が離せない展開でした。
長谷川先生の講座は、人生の中でもっとも問題行動が生じる思春期の子どもの事実です。
一人一人のエピソードが紹介されるたびに、圧倒的な子どもの事実に胸を打たれたのではないでしょうか。
共通していたのは、子どもに「錯覚」させること。
小学生から荒れ、二次障害を抱えるような生徒が、
『僕にもできる』
『私も変われる』
『人間は変わることができる』
と、変容していく。
一人一人の変容に、感動しました。
長谷川先生は、そのために何をすべきかも語ってくれました。
授業の腕はもちろんですが、やはり教師の心根の部分。出逢う子、出逢う子達を何とかしてあげたいという気持ちの大切さ。
長谷川先生は、その根っこの部分からずば抜けていると感じました。
教師の思想をもっともっと磨きたい。
そう考えた参加者もたくさんいたのではないでしょうか。
最後に登壇されたTOSS最高顧問の向山洋一先生のお話も、教師の根っこの部分でした。
今日学んだ特別支援の知識と技術。
さらに、根幹にある精神的な支柱。
もっともっと学びたい。
学び続けたい。
登壇された講師の先生方と向山洋一先生のお話を聞いて、参加者のみなさんと共に学びの熱の高まりを感じました。