6/18/2022

2022.6.18 第32回TOSS特別支援教育セミナー東京ハイブリッド会場

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所の野口です。

長谷川先生が、特別支援教育セミナーへ登壇されました。

長谷川先生のお話を生で聞ける。

やっぱりライブはいいなと、改めて実感しました。



セミナーへ登壇された先生は、TOSS特別支援教育誌を執筆されている小嶋悠紀先生、武井恒先生、翔和学園園長の伊藤寛晃先生です。

武井先生が支援学校の実践を語り、続いて小嶋先生が小学校、長谷川先生が中学校、そして伊藤先生が翔和学園のありのままの事実を語る。

どの講座も目が離せない展開でした。



長谷川先生の講座は、人生の中でもっとも問題行動が生じる思春期の子どもの事実です。

一人一人のエピソードが紹介されるたびに、圧倒的な子どもの事実に胸を打たれたのではないでしょうか。

共通していたのは、子どもに「錯覚」させること。

小学生から荒れ、二次障害を抱えるような生徒が、

『僕にもできる』

『私も変われる』

『人間は変わることができる』

と、変容していく。

一人一人の変容に、感動しました。



長谷川先生は、そのために何をすべきかも語ってくれました。

授業の腕はもちろんですが、やはり教師の心根の部分。出逢う子、出逢う子達を何とかしてあげたいという気持ちの大切さ。

長谷川先生は、その根っこの部分からずば抜けていると感じました。

教師の思想をもっともっと磨きたい。

そう考えた参加者もたくさんいたのではないでしょうか。



最後に登壇されたTOSS最高顧問の向山洋一先生のお話も、教師の根っこの部分でした。

今日学んだ特別支援の知識と技術。

さらに、根幹にある精神的な支柱。

もっともっと学びたい。

学び続けたい。

登壇された講師の先生方と向山洋一先生のお話を聞いて、参加者のみなさんと共に学びの熱の高まりを感じました。

6/14/2022

2022.6.5 長谷川博之と創るオンライン対応授業 中高向国初心者講座

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

志士舞教え方セミナーが終わっても、毎週末長谷川先生のセミナーで学ぶことができますね。



今回は、中学、高校の先生大注目の中高向国初心者講座です。

参加された先生方が、楽しみにされていたのは何の講座でしょうか。

どの講座も魅力的だったと思うのですが、やはり一番は、長谷川先生の授業を体験できる講座だったのではないでしょうか。

第6講座の「中高向国最高峰の授業 長谷川博之 授業ライブ」。

我に似な二ツにわれし真桑瓜

この俳句を見て、どのような発問がうかんでくるでしょうか。

私は、トークライン6月号の論文審査のお題であり、以前志士舞例会でも登場してきた句であるのにもかかわらず、頭をかかえてしまいました。

畑に瓜がなっていて、それが割れている。

我とは誰なのか。

「似るな」とはどういう状況なのか。

発問を考えるどころか、疑問ばかり考えていました。

しかし、長谷川先生の手にかかると、発問について思考するたびに、次々と情景が浮かんできます。

教えているのではなく、考えたり、参加者の意見を聞いているうちにです。



この授業を受けて、私の授業は講義から抜け出せていないと思いました。

説明が多く、子どもが思考する時間が少ない。

これでは授業が楽しくなるはずもないと反省するばかりでした。

長谷川先生が授業で学級経営を行えるのは、子ども達が自分達で学びのゴールへたどり着けたという実感を得られるからだと、今回の授業を受けて、強く実感しました。

参加されたみなさんも、きっとたくさんの学びがあったことと思います。



中学校では、小学校と違い、常に自分の学級に授業ができるわけではありません。

それでも、学級が1つになっていく長谷川先生のクラスは、やはり授業力をもって学級を1つにしていくのだと思います。



来週は、Wセミナー。

講座群を見ると、今回の授業とは違ったテーマで、また長谷川先生のお話を聞くことができます。

楽しみでなりません。


2022.5.29 Sunny教え方セミナー&第9回超・積極的指導法セミナー

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

本日、長谷川博之先生は名古屋にて、2つのセミナーに登壇しました。



1つ目は、Sunny教え方セミナー。

長谷川先生は、初めて模擬授業に立候補した先生方にアドバイスをしたり、代案を出したりしました。

初めて模擬授業に立候補された先生は、「土」という漢字の3画目が何を示すのか。上の1画目と2画目は、何を表すのかと、先行実践をもとに追試の授業をされました。

長谷川先生はこの授業に対して、四分六の構えや板書の仕方、マーカーの色を変えること等、その場で瞬時にアドバイスをされました。

授業をされた先生はもちろん、参加者全員がたくさんの学びをいただけました。



2つ目は、今回で9回目となる超・積極的指導法セミナー。

模擬授業対決は、最初の1分間の授業を行い、勝ち残った人が残り2分の授業をできるという形で行われました。

道徳、国語、英語のどの部門にも、シングル級の先生が立候補されていて、授業力の高さを感じられたことと思います。

セミナー後半。

長谷川先生にオーダーされた講座内容は、「長谷川氏が語る学級担任から学校改革へのステップ」。

長谷川先生が行った学校改革はいくつもありますが、その中でも印象深かった内容が、「20人の不登校がゼロ」という事実です。

しかも、小学校から不登校の生徒がです。

なぜか。

その理由の1つが、「授業」です。

授業は学校生活のほとんどをしめています。

長谷川先生の知的で楽しい授業を受けられるとなれば、学校へ行きたくなる気持ちは、長谷川先生の模擬授業を受けたことのある先生ならおわかりのことと思います。

さらに、細かな技術として、「いじる、かまうスキル」を教えてくれました。

かまわれて嬉しいと思わせるスキル。

そして、その上で、「褒めるスキル」。

長谷川先生は、学校でやんちゃと話していれば、かまうも褒めるも上手くなると言います。

やんちゃな子に回避感情を抱かず、中へ入っていくことの大切さも教えていただけました。



来週も、再来週も、週末は長谷川のセミナーが続きます。

セミナーごとに違ったテーマで、長谷川先生からお話を聞くことができます。

楽しみですね。