埼玉教育技術研究所です。
志士舞教え方セミナーが終わっても、毎週末長谷川先生のセミナーで学ぶことができますね。
今回は、中学、高校の先生大注目の中高向国初心者講座です。
参加された先生方が、楽しみにされていたのは何の講座でしょうか。
どの講座も魅力的だったと思うのですが、やはり一番は、長谷川先生の授業を体験できる講座だったのではないでしょうか。
第6講座の「中高向国最高峰の授業 長谷川博之 授業ライブ」。
我に似な二ツにわれし真桑瓜
この俳句を見て、どのような発問がうかんでくるでしょうか。
私は、トークライン6月号の論文審査のお題であり、以前志士舞例会でも登場してきた句であるのにもかかわらず、頭をかかえてしまいました。
畑に瓜がなっていて、それが割れている。
我とは誰なのか。
「似るな」とはどういう状況なのか。
発問を考えるどころか、疑問ばかり考えていました。
しかし、長谷川先生の手にかかると、発問について思考するたびに、次々と情景が浮かんできます。
教えているのではなく、考えたり、参加者の意見を聞いているうちにです。
この授業を受けて、私の授業は講義から抜け出せていないと思いました。
説明が多く、子どもが思考する時間が少ない。
これでは授業が楽しくなるはずもないと反省するばかりでした。
長谷川先生が授業で学級経営を行えるのは、子ども達が自分達で学びのゴールへたどり着けたという実感を得られるからだと、今回の授業を受けて、強く実感しました。
参加されたみなさんも、きっとたくさんの学びがあったことと思います。
中学校では、小学校と違い、常に自分の学級に授業ができるわけではありません。
それでも、学級が1つになっていく長谷川先生のクラスは、やはり授業力をもって学級を1つにしていくのだと思います。
来週は、Wセミナー。
講座群を見ると、今回の授業とは違ったテーマで、また長谷川先生のお話を聞くことができます。
楽しみでなりません。
0 件のコメント:
コメントを投稿