12/19/2022

2022.12.17 高段者技量検定セミナー

みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。

昨日、長谷川先生が授業技量検定に挑戦されました。
現在七段であり、挑戦するのは八段の昇段がかかった授業です。

普段見る検定の授業の多くは、昇級をもとめる授業です。
昇段がかかった授業ともなると、別世界。まさに異次元です。

セミナーは、第1クールから第4クールまで、4分割で構成されていましたが、どの場に登場する先生もすべて昇段をかけた授業です。
生活のすべてを、授業、教育、子どものために注いでこられた先生方の授業は、異次元としか言いようがありません。次々と繰り出される技量の数々も、見ている人のレベルによっては見えないものばかり。私には、「凄い」としか表現することができない授業ばかりでした。

とくに長谷川先生の授業は異質です。
教材研究の奥深さ。
持ち合わせている知識の深さ。
ここまで培われてきた技量の数々。
そのすべてが目の前で展開されているのにもかかわらず、見えないことだらけでした。

ただし、授業の内容は違います。
経済安全保障という、国家レベルの難しい内容をあつかわれましたが、「わかる」「できる」の連続で組み立てられています。
これほどまで難解な内容を、検定時間のたった10分間で教えられる先生は、まずいらっしゃらないと思います。
会場で目の前で授業を見ることができた感動が、1日たっても忘れられません。
それほどまで鮮烈な内容でした。

長谷川先生の授業を受けるといつもそうですが、胸にこみ上げてくる熱い気持ちがあります。
今回の授業でも、最後に安倍晋三元総理、日本人として、日本の教師としてこれからの日本をつくっていく気概が長谷川先生の授業から伝わってきました。
これほどまで胸が高鳴る授業は、他ではけして見ることができません。
その後も、松﨑力先生と井上好文先生が十段に昇段された授業を生で観ることができました。
本当に濃密な時間を過ごすことができたと心から思えるセミナーでした。

すでに来年の開催も決まり、多くの参加者がすでに入金をしています。
1年後も同じ感動を味わえると思うと、遠い1年先が今から楽しみになってきますね。
長谷川先生のセミナーは、年末も続きます。
また長谷川先生の授業を見たい。
もっとお話を聞いてみたいという方は、ぜひTOSS最新セミナーのホームページから長谷川先生のセミナーに参加していただきたいです。

12/18/2022

2022.11.26 第24回長谷川博之夢現塾改

みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。

今回で24回目となる夢現塾。
夢現塾のよさは、何といっても長谷川先生に、ほぼマンツーマンで教えていただけることです。
長谷川先生の単独セミナーでは、多くの参加者がいますが、夢現塾は塾生が30名ほど。
授業を見ていただいたり、レポートで実践発表を聞いてもらったり、1人1人に手厚く教えてもらえるよさがあります。

普段、長谷川先生の授業を見て、見様見真似で追試しようとしたけれど上手くいかなかった。
行事の実践に感動して、追試したけれど思うようにいかなかった。
どうしたらよいか悩んだ経験がある方も多いと思います。

授業の講座では、塾生が授業をした際、長谷川先生は1人1人の教えている場面を写真にとって、それを1枚1枚前方のスクリーンに映して教態や発問・指示等、1つ1つ細かなところまで教えてくれました。
発表した塾生の誰もが、「参加してよかった!」と思えた瞬間だったのではないでしょうか。

私もレポート発表に参加させていただき、長谷川先生に自分の実践についてご助言をいただけました。
現場にいて、自分の考えだけで実践を重ねてもけして辿り着くことができない新たな境地を示してもらえます。
独りよがりの実践を重ねるのではなく、こうして授業やレポートという形にして、長谷川先生のような技量の高い先生に見ていただくことが、成長につながるのだと改めて実感しました。
教え、示していただいたことを現場で実践し、また疑問に思ったことや考えたことを夢現塾のような場で発表する。
力をつけるために欠かせない修業だと感じました。
今回集まった塾生のみなさんと共に、また次回の夢現塾で学べることが今から楽しみでなりません。

2022.11.23 長谷川博之セミナーin群馬2022

みなさま、こんばんは。
教育技術研究所です。

群馬のGメッセで、長谷川先生の単独セミナーが開催されました。
大きな会場に、たくさんの参加者が集まり、セミナーは大盛況。

最初は、授業技術の講座。
「七つから起こされやすと抱き歩き」や「軽々と赤子を抱いて叱られる」と、次々と俳句が提示されていきます。別の俳句をあつかっているようで、授業で教えるべきゴールがだんだんと見えていきます。子どもはもちろん、大人も授業に熱中する仕組みを学ぶことができたのではないかと思います。

続いて生徒指導の講座。
長谷川先生の師匠である向山洋一先生が、四小で行った自治的・自発的活動をもとに、立候補じゃんけん制などの具体的実践を教えてくれました。先人がつくって下さった道を知るからこそ、成長の加速も変わっていくのだと感じました。

第三講座では特別支援の御法度10、次に語りの挑戦、実践発表と続き、第六講座からは現在担任している学級の実践を語ってくれました。

その中でも、長谷川先生の行事指導に感動した参加者はたくさんいたことと思います。
どうしたら、長谷川先生の行事指導に近づけるのか。
真似することはできなくとも、一歩でも二歩でも歩みよりたい。
そのために何をしたらよいのか。
具体例だけでなく、その根っこにある心の持ち方まで教えていただけました。
日常生活を大切にすることを疎かにしてはならない。
合唱祭を何のためにやるのか。何のために歌うのか。
行事後にクラスがどのようになっていたいのか。
参加者は、子ども達と共に考えることの大切さについて学ぶことができました。
長谷川先生のお話を聞いていて、私も自分のやっていることに無駄が多く、自分の頭で考えていなかったこと。形式主義に流されていたことを反省しました。

長谷川先生の実践をもっと知りたい!という方には、3学期以降の長谷川先生のセミナーに、ぜひぜひ参加してもらいたいです。
きっと、感動の解散までの軌跡を学べること間違いなしです。
年末から来年にかけても、長谷川先生は、多くのセミナーに登壇されます。
楽しみですね。