8/20/2017

2017年8月20日第9回長谷川博之夢現塾改

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

昨日の特別企画「夢現塾改前夜祭」で、長谷川先生と教育について語り尽くし、
今朝はスピンオフ企画「長谷川博之と語る会」で長谷川先生に日ごろの悩みや疑問を聞く。
そして、午後から本番の「夢現塾」が行われるというスペシャル企画でした。

参加を募るメールが流れてすぐに、たくさんの申し込みがありました。
長谷川先生に会って話を聞きたい。日頃はなかなか聞くことができない深い話を聞いてみたい。
一人一人の熱意あふれる先生方から、指名なしでたくさんの質問が出ました。

さらに、今回のテーマである、「一生伸び続ける人の学び方~それは前に立つことだ!恥をかくことだ!技量の高い人に見てもらうことだ!~」の通り、F表からD表の検定が行われました。立候補された先生方の声をはって、笑顔で対応される姿から、今日の本番まで一生懸命練習されてきたことが伝わってきました。ここで教師修行される先生方の努力が、2学期から出会う子どもたちの成長へとつながっていくのだと思いました。
 
教師の成長が子どもの成長へとつながる。

長谷川先生の実践を聞いて、学級経営の力を上げたい。
授業を見てもらって、授業の力をつけたい。

長谷川先生はもちろん、情熱あふれる参加者の方々からも、2学期へ向けて気持ちを充電することができたのではないかと思いました。

二日間にわたって行われた今回の夢現塾。
次回もまた、たくさんの参加者の方々と共に学べることを楽しみしています。

2017年8月19日第4回長谷川博之セミナーinつくば

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

今年で4回目となる長谷川博之セミナーinつくばが開催され、長谷川先生が登壇されました。

今回のセミナーは、午前と午後でテーマが異なりました。

午前は、自己肯定感を高める教育力の育成をテーマに、長谷川先生がどのように生徒のやる気を生み出し続け、心を育てているのかを学ぶことができました。
登壇されて、最初に話していただいた言葉が特に印象深かったです。
それは、「子どもの自尊感情が低い理由は、教師の配慮がないから」でした。
現場では、「それがあの子の性格だから」、「1年生のときからそうだった」と、子どものせいにする話を聞くことがあります。
長谷川先生が教えてくださったのは、授業で活躍させることで自尊感情を高めていくことでした。その授業を実際に見せていただきました。100名を超える参加者が、討論の場面で次々と立って意見を言っていく。圧巻でした。

午後は、授業力と統率力を高める教員研修をテーマに、講座が進んでいきました。
その中で、統率力を高める映像研修がありました。
参加者の方が、自分の授業の映像を持ち寄り、長谷川先生に改善点を示してもらう内容です。
会場にいる参加者も一緒に、自分が教壇に立っていたらどのような指導をするか考えました。長谷川先生は、一人一人の悩みに丁寧に答えていました。
授業を録画して見せていただいた先生方に、もうすぐ始まる2学期を前に、授業の腕を磨こうという熱意をもらうことができました。

なんと、来年の第5回セミナーの開催も決定しました。
長谷川先生の単独のセミナーですから、QAなどの場面で詳しい内容を聞くことができます。次は、もっと多くの方に参加していただけると嬉しいです。

8/13/2017

2017年8月11日 長谷川セミナーin島根

皆様

埼玉教育技術研究所です。

こんにちは!!

今年で9回目を数えるTOSS島根セミナーに
長谷川先生が登壇されました。

セミナーでは、長谷川先生の授業が圧巻。
何度か見せていただいた授業も、毎回組み立てが違います。
共通しているのは、
大人の先生方が、教室の中3の子ども達と同じ反応をするということ。
これが「知的」ということなのだろうなと思います。

今回は主たる季語を巡っての討論が展開されました。
意見を発表し、質問・反論し、
新たな問いかけが生まれ、それについての意見交換がされ・・・
討論というのはこうやって展開されていくのだと、
その知的な楽しさを目の当たりにしました。

こういう授業を重ねるから、子どもも変わっていくのだろうと思います。

意見が決まらなかった、先生方の討論。
その上で、長谷川先生が一言、考えを添えると
会場が全員、納得。

先生の知的な授業で熱中し、
自分たちが一所懸命考えても出なかった視点を
先生があっさりと出し、自分たちをまとめていく。

これが積み重ねられるからこそ、教師の信頼と尊敬が確固たるものになるのだと思いました。


2017年8月10日 宇和島市教職市人権・同和教育研修会 講師登壇

皆様

埼玉教育技術研究所です。

こんにちは^^

8月10日、長谷川代表は宇和島市教育委員会の研修会に講師として呼ばれ、登壇してきました!

市内の教職員500名以上が参加する研修会での登壇。

講演の冒頭で、
「今日はワンウェイの講演ではなくツーウェイの”授業”をします」
「先生方と”授業”を創り上げたい」
と話し、ステージから降り立って、100分間の講演会が始まりました。

長谷川先生のもとで学び、
崩壊していた学級を素晴らしい集団に変えていった先生の事実。
その映像に、500名以上の先生方が食い入るように見入っていました。

長谷川先生は、
「学ぶことで教師が変わり、子どもが変わっていく」
そのことを事実を持って示され、
その上で、授業の視点、分析の仕方や対応の仕方を
具体的なうえにも具体的に話されていました。

時間が足りないと思うほどあっという間の100分間の講演のあとには
鳴り止まない拍手。
またこうして、長谷川先生の熱が全国に広まっていきます。


ありがとうございました。

8/07/2017

中学JAPANセミナー

皆様、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

向山型教え方教室、サマーセミナーと続き、3日目は中学JAPANセミナーが開催されました。

まずは、国語や算数など、各教科に分かれての分科会からスタートしました。
長谷川先生は、国語の分科会で、授業者へのアドバイスを次から次へと行いました。残り時間をぎりぎりまで使って、一人一人に丁寧に言葉をかける姿がら、授業をされた先生方を大切にされていることが伝わってきました。
その後、昨日のサマーセミナーで行った詩の授業について説明を交えながら解説してくださいました。討論をするときに、全員が教室の中心に体を向けることや反対の人の意見をメモすることなど、討論の授業の仕方についてさらにわかりやすく教えてくださいました。
午後は、会場を移して全体会となりました。
長谷川先生は、「目には青葉」の詩の授業を行いました。
次から次へと意見が交わされ、会場は大盛り上がりでした。立って意見を発表する先生方全員に声をかけたりうなずいたり、視線を送っていました。その姿を見て、長谷川先生が授業をする中学生が次々と意見を発表できるようになるのは、このような細かな指導があるからではないかと感じました。

授業の熱は、最後のQA講座まで続きました。
講師の先生方へのQAは途切れることなく、まるで討論の授業のように行われました。
夏のとってもあつい3日間の締めくくりにふさわしいセミナーでした。きっと、来年はもっともっと参加者が増える。そんな予感がしました。

サマーセミナー2017

皆様、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

昨日の向山型国語教え方教室に引き続き、本日はサマーセミナー2017が開催されました。
テーマは、新学習指導要領に求められるこれからの授業~新教科、アクティブ・ラーニング、プログラミング教育~です。

アクティブ・ラーニングって、何をすればいいの?
プログラミング教育って、何?

現場では、他の先生方からよく耳にする疑問です。
サマーセミナーでは、一流の講師の先生方が、討論の授業とプログラミング的思考で創る授業を見せてくださいました。

第三部で長谷川博之先生は、向山型討論の授業を「故郷」の詩を使って示されました。
会場の先生方が詩を読んだ後、長谷川先生の発問から、まずは壇上の子役の先生が一気に討論モードに入りました。たくさんの意見が途切れることなく発表されました。続いて、ホール全体にいるおよそ700人の先生方をも討論に巻き込み、次々と意見が発表されました。
短い時間の中で、討論の授業を組み立てて、参加した多くの先生方に討論の授業の仕方を示してくれました。

その後も、学習指導要領改定まであと3年となる変革の時期に、多くの講師の先生方が最新の教育実践を紹介してくださいました。

明日は、この夏のビックイベントの一つ、中学JAPANセミナーです。
会場は同じく東京ビックサイトで行われます。
今度は、どのような最新の実践が聞けるのかと、今から楽しみでなりません。

8/06/2017

第69回向山型国語教え方教室


皆様、こんにちは。

埼玉教育技術研究所です。

東京ビッグサイトで、第69回向山型国語教え方教室が開かれました。


大会テーマは、「討論型授業によって、子どもはどう変わるか~向山型「話す・聞く」単元の組み立て方~」です。

向山先生、伴先生、椿原先生、長谷川先生に加え、特別講師に江副先生と中室先生迎えての教室で、教育の最前線を学ぶ豪華な講座となりました。

 
長谷川先生が登壇された第4講座では、中学校の「話す・聞く(話し合う)」単元の組み立て方において、向山学級の討論から反論ができることの必要性を提案されました。与えられた課題文に対して、論理的に反論するために示された反論の型は、子どもたちにも教えることができ、教師自身もトレーニングすれば身に付けられる内容でした。参加者の方たちも、課題文に対して自分だったらどのように反論するかと、話も盛り上がりました。

 
まずは、教師自身が論理的に反論できるようになることが大切だということに気づかされました。そして、以前学会で長谷川先生が提案された質問力に加え、反論する力を子ども達に身に付けさせていくことが討論の授業につながっていくのだと思いました。遠方から参加された多くの先生方と共に学ぶことができました。