5/30/2021

2021.5.30 第8回 超・積極的指導法セミナー

みなさま、こんにちは。

埼玉教育技術研究所です。

長谷川先生と井戸先生のお2人が講師を務める、超・積極的指導法セミナー。

お2人が講師と聞いただけで、参加したくなるセミナーですよね。


テーマは、「魔の6月にやりたい授業」。

少し慣れ始めて素の部分が現れる5月に、上手に個や集団に対応し、
荒れの芽を摘むことができないと、学級の秩序が崩れていき、6月に大変な状況を迎えてしまいます。
6月が、魔の6月と言われる理由です。

では、そうならないためにどうしたらよいか。
そのための方法を、今回の講座で学ぶことができました。

講座1の授業対決では、予選を勝ち抜いた先生方の授業を見ることができました。
Zoomでもテンポよく進む展開、頭をフル回転させられる発問、わかりやすい指示など。
魔の6月に子ども達が熱中したり、落ちついて学習に取り組んだりすることができるヒントが満載でした。

井戸先生の講座では、個性豊かな子ども達が活躍するための秘訣を教えてくれました。
私は、過去に学級を荒らしてしまった際、支援が必要な子に対応できなかった経験があります。そのときの大きな失敗は、要支援の子どもを変えようとしてしまったことです。そこの子の特性を考えず、自分のやり方をおしつけてしまいました。
井戸先生の学級は、どの子も楽しそうに授業を受けたり、休み時間に遊んだりしていました。子どもを変えよう、変えようと頑張るのではなく、受け止めることの大切さを、多くの参加者に伝えてくれたのだと思いました。

長谷川先生の講座で、特に印象的だったのは、やはり授業です。
「目には青葉 山郭公 初鰹」
たった1つの俳句で、子ども達を熱中させ、しかも目立たない子も活躍させる。
長谷川先生の授業はいつも、全員尾子ども達を活躍させることができます。
大人でさえ答えたくて答えたくて仕方がない。
そんな発問ばかりです。
発問や指示の素晴らしさはもちろんですが、今回は対応についても教えてくれました。
同じ発問や指示でも、対応1つで授業が変わるということ。
例えば、見当違いの答えを言ってしまったとしても認められる。間違えても、「ナイスチャレンジ」と励ましてくれる。
教室で発表が苦手な子も、長谷川先生の授業、対応を受けているうちに自分の考えを発表できるようになってしまうのだと思いました。

セミナーを運営して下さった先生方。
授業を見せてくれた参加者の方々。
講師の井戸先生、長谷川先生。
第8回もたくさんの学びをいただけました。
すでに来年度の開催も決定しています。
一年後が、今から楽しみですね。

5/22/2021

2021.5.22 第11回 志士舞Zoom教え方セミナーFINAL

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。

3月から続けてきたセミナーが、今日でFINALを迎えました。



今年もコロナウイルスの蔓延防止や緊急事態宣言を受け、
Zoomの会場がほとんどでしたが、たくさんの参加者のみなさまと
教え方セミナーを行うことができました。

総参加者数 1563名
内初参加者数 136名

Zoomの画面越しでしたが、
たくさんの先生方と勉強をすることができました。



本日の講座は、1部、2部の2本立てでした。
長谷川先生のお話を2度聞ける嬉しい組み立てです。

テーマの生徒指導と対応力について、合計40分。
たくさんのお話を聞かせてくれました。



第1部では、長谷川先生が過去の学級のエピソードを語ってくれました。
ソロセミナーでしか聞けないような深い内容まで話を聞く事ができ、
大変貴重な時間となりました。
子どもに寄り添う。
子どものために。
など、現場で聞きますが、
長谷川先生の接し方を聞いていると、
自分のやり方の足りなさにたくさん気付かせてくれます。
子どものことを考えることの奥深さを学ばせていただきました。



第2部では、荒れ・崩壊の特徴についてです。
レベル1の初期兆候から4までの4段階を教えてくれました。
私は教師になりたてのころ、勉強不足で荒れの兆候に気付かず、
自分の学級がどんどん悪い方向へ進んでいることにすら気づけませんでした。
示して下さった兆候を知っているからこそ、
荒れへの対応を考えることができます。
各学級、学校で起こる荒れへの対応についても、
様々な手立てを教えてくれました。



メンバーの講座では、授業で行う生徒指導、行事成功の秘訣、どの子も活躍させる部活指導などなど。生徒指導や対応力の講座が目白押しでした。
今の時期だから必要な対応や魔の6月を乗り切るための方法など。
一人一人の子どもを伸ばしたり、学級・学年をさらに成長させたりすることができる講座から、たくさんの発見があったのではないかと思います。

今日で教え方セミナーにおけるメンバーの講座は終わってしまいますが、この機にTOSSのセミナーを知っていただき、6月以降のTOSS主催のセミナーで参加者のみなさまとまたお会いできることを楽しみにしております。

5/16/2021

第10回 志士舞Zoom教え方セミナー

みなさま、こんにちは。

埼玉教育技術研究所です。

先程、10回目の教え方セミナーが終わりました。


トラブルが増えるといわれる「魔の6月」まであと半月。

講座では、ほころびが見え始めた今だから必要な内容が盛りだくさんでした。


学級経営編では、授業規律の整え方が紹介されました。
教科書の持ち方や話の聞き方、発表の仕方など、細かいけれど授業規律を整える大切なポイントです。他にも、集合・整列のやり直し、掃除を頑張っている子の取り上げ方など、誰もがこの時期に直面するほころびの修正点を教えてくれました。


印象深かったのが、第8講座「荒れとの闘い方」です。
長谷川博之先生の学級通信から、長谷川先生がどのように荒れと闘ったのかを分析していました。傘の盗難を例に対応を考えた際、自分では考えることさえできない対応がいくつも示されていました。


長谷川先生の講座では、予防的な生徒指導について教えてくれました。
長谷川先生は、休み時間に他学級を回り、周りの先生方には入らない情報を仕入れ、職員と共有しているといいます。自分の学級で手一杯になってしまいがちですが、余裕をもって子ども達と接することができる教員になりたいと、お話を聞いていて考えた方も多かったのではないでしょうか。
また、冒頭にも書きましたが、この時期に出てくる学級の問題についても教えてくれました。見る目があれば、小さなうちに見つけて指導ができるといいます。しかし、その目がないと、問題はどんどん大きくなっていってしまうといいます。このお話を聞いていて、私は自分の学級が荒れてしまったときのことを思い出しました。自分自身にどれだけ見る目が育っているかわかりませんが、今日のお話を聞いて、少なくとも「見よう」と意識することができます。
今日もたくさんの学びをいただけました。
ほころびが出る今だから行うべき指導を、明日から始まる学校生活の中で行っていきたいですね。


さあ、教え方セミナーも終盤を迎えます。
次回、5月22日は、フィジカルからZoomへ変更となりました。
時間も少し短縮されましたが、予定していた内容を凝縮して配信していきます。
どうぞ宜しくお願い致します。

5/08/2021

第9回 志士舞Zoom教え方セミナー

みなさま、こんばんは。

埼玉教育技術研究所です。


参加者130名!

ゴールデンウィーク真っただ中でも、参加者して下さるみなさまの勢いは途絶えません。

今回の教え方セミナーは、「仕事術」がテーマでした。

これまでの授業や学級経営とは違った内容の講座が組まれましたが、たくさんの先生方にご参加いただけました。

それもそのはず。

長谷川先生の仕事術と聞いたら、気になりますよね。

もちろん、メンバーの講座でも、「え!そんな方法が!」という驚きの仕事術が満載でした。


その中でも、次から次へと仕事術が飛び出した「微差が大差!デキる教師のちょっとした工夫ベスト5」が志士舞メンバーにも大好評でした。

講座の導入で飛び込んできたのは、なんと、ゴミ箱!

みなさんは、教室のゴミ箱にどのような工夫をされているでしょうか。

このゴミ箱1つにも、明日から役立つ工夫をいくつも教えてくれました。

他にも掲示に役立つ便利グッズ。

仕事を速くする工夫。

目から鱗の情報をいくつも教えてもらえました。


最後は、長谷川先生の講座。

山ほどくる仕事の仕方。

プリントの提出のさせ方。

さらには、授業の準備の仕方。

明日からすぐにできる仕事術が満載でした。

月曜日から自分の仕事を変え、

うまれた時間を教師修業にあてたり、

子どもと接する時間にしていきたいですね。


3月から毎週末行ってきた教え方セミナーも残り2回となりました。

ご参加いただけたみなさまと、最後まで走りきれたらと思います。

5/05/2021

第8回 志士舞教え方セミナー ALL長谷川セミナー

みなさま、こんにちは、

埼玉教育技術研究所です。


いよいよこの日がやってまいりました。
志士舞教え方セミナーの超目玉!
長谷川先生のお話をたっぷり聞けるALL長谷川セミナーです。

講座が始まる前。
長谷川先生は名簿を見て、どんなお話をするのか考えていました。
初参加の方も多く参加されていたので、
その方達のために考えられていたのだと思います。
講座も参加者の悩みに答えるような形で進んでいきました。

私も事務局の1人として参加させていただいたのですが、
メモの手が止まりませんでした。
気付いてみれば、大学ノート8ページ。びっしりとメモを書き留めてしまいました。
きっと、Zoom画面ごしに参加された先生方も、メモの手が止まらなかったのではないでしょうか。

長谷川先生のお話は、勉強になることはもちろんなのですが、
仕事のエネルギー、情熱をいただけます。
4月の疲れが一気に吹き飛び、
「ゴールデンウィーク明けから頑張るぞ!」
「今日から準備を始めたい!」
このような気持ちにさせてくれます。

さて、今回長谷川先生が教えて下さった内容ですが、
学級目標達成の仕組み。
保護者との関係作り。
校務分掌の仕事。
漢字指導。
さらにつっこんで、ロッカーや机の整頓の仕方まで、
参加者の悩みに答える形でたくさん教えてくれました。
ここに書ききれないくらいたくさんの学びをいただけました。

連休は終わりますが、まだまだセミナーは続きます。
授業、学級経営でお困りの先生方に、参加していただきたいです。
これからも、たくさんのご参加を、事務局一同心よりお待ち申し上げております。

第7回 志士舞Zoom教え方セミナー

みなさま、こんにちは。

埼玉教育技術研究所です。


今回のテーマは、、、
「教師1年目からでも学級経営を成功させる!学級の5段階活用法」
です。

教師1年目。
何をやったらよいのか。
右も左も分からない状況で、小学校ではいきなり担任を任されます。
授業が上手くいかない。
学級経営が上手くいかない。
悩みを抱える先生はたくさんいます。

そんな悩みを抱える先生のためにあるのが、教え方セミナーです。
今回のテーマにあるように、1年目の先生を始め、教師5年目くらいの先生方のために、
講座が作られています。

まず、「学級経営が上手くいかない」という先生方におすすめだったのが、
学級の5段階の講座です。
学級は混沌緊張期から始まり、小集団、中集団、大集団、そして自治的集団へと進んでいきます。
このようなステップを知り、それぞれの段階でどんな手立てを行うかを知っていれば、
学級を成長させることができます。
その中でも、今の時期に合わせて、混沌緊張期から小集団形成期に進むための手立てを教えてくれました。

他にもリーダーの育て方や子どもが自ら動くようになるポイント等、
学級経営のために必要な学びが満載の2時間でした。


午後のテーマは、
「これで安心!生徒指導の苦手意識が吹っ飛ぶポイント大公開講座」!

子どもが言うことを聞いてくれない。
厳しく叱ったら、反抗されてしまった。
昨年度荒れていた学級を担任することになった。
などなど。
生徒指導でお困りの先生方も、たくさんいると思います。

みなさんは、長谷川先生の生徒指導のセミナーに参加されたことがあるでしょうか。
その中で、私が衝撃的だったのが、「生徒指導を授業で行う」という一言でした。

生徒指導と聞くと、問題が起こったら、中学でいうなら体の大きな体育教員が厳しく指導に当たるというイメージを持っていました。
しかし、授業行為で問題行動を予防できるのです。
では、授業中の具体的場面とは、、?
講座の中で事例をもとに紹介してくれました。

また、授業中に起こる小さなトラブル。
授業外に起こるトラブル。

2時間で1年間分の生徒指導を学べたのではないかというくらい、
たくさんの学びがあったことと思います。


次回は、みなさまお待ちかねの長谷川先生の話をたっぷり聞ける
All長谷川先生教え方セミナーです!
ゴールデンウィークが今から楽しみですね。