みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。
伴先生の統率技術を学ぶセミナーが行われました。
「統率」と聞くと、大きな男の先生が、厳しい口調で子どもたちに命令するイメージがありますが、
伴先生のセミナーでお話をお聞きして、やっぱり子どもたちへの「愛情」なのだと再確認しました。
セミナー冒頭で、伴先生が授業をされた映像がありました。
指示は、「教科書を立てる」、「読みます」と、言葉を削って学級全体に通る声で伝えていました。
次に何をしたらよいのかが瞬時にわかる内容に、端的に言葉を厳選して全体に伝えることの大切さを学びました。
また、教科書の問題を読んでいない子への対応もありました。
教師が指示したことは、こうして最後までやらせきるから、子どもたちに指示を通すことができるのだと思いました。
その一方、子どもの破れたバックを見て、それを裁縫道具を使って直してあげる優しい対応を
をされると聞きました。
勤務先で、ここまで子どものことを考えた優しい対応は、見たことも、聞いたこともありませんでしたので、驚きました。
このように、家庭で目をかけてもらえない子のサポートもしてあげることも、担任の仕事なのだと教えていただきました。
日々、子どもへ愛情を伝える対応をされているから、授業中に指示することの1つ1つもきちんと子どもに伝えられるのだということがわかりました。
「統率」する上で大切なことは、やはり子どもへの「愛情」が根底にあることを教えていただくことができました。
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