埼玉教育技術研究所です。
長野市生涯学習センターで行われた、ライブとオンラインを融合したハイブリッドセミナー。
会場前方スクリーンには、Zoom参加者の顔がずらりと並びました。
Zoom参加者にとっても、会場と一体感を感じられたセミナーになったことと思います。
講師は、長野県の実践家である小松裕明先生、特別支援教育のスペシャリストの小嶋悠紀先生、そして生徒指導困難校で学校を立て直してきた長谷川博之先生。お力のある3名の講師のお話を聞ける貴重な機会となりました。
第1講座から第4講座まで一気に長谷川先生が登壇し、目が離せない展開でした。
セミナーのテーマになっている「生徒指導不安解消」。
長谷川先生は、具体的な場面をいくつも挙げて解説してくれました。
例えば、感情的になった生徒が、「あいつをぶっとばしたい」と言ったら、何と返すか。
私は過去に、NGワードを返してしまったことがあると反省しました。
それは、教師がよく言ってしまう言葉でした。
きっと、他の参加者のみなさんも、私と同じ失敗をしてしまったことがあったのではないかと思いました。
続いて、部活指導。
顧問をされているテニス部の生徒は、未経験者でありながら1年半でインターハイ選手と打てるレベルに成長。
とても、その域にたどりつくことはできませんが、その指導の根本は授業と同じであること等、いくつもヒントをいただけました。
長谷川先生に教えてもらった子ども達は、技能だけでなく、スポーツを通して礼儀作法についても学んでいます。勝利至上主義ではなく、卒業後も生きる指導に憧れます。
また、学校全体で取り組んでいる対応の数々も魅力的でした。
放課後個別指導をはじめ、その取り組みの全てが、誰でも勤務校で実践することができる内容です。このような指導が広まれば、多くの子が不登校や不適応から救われると考えました。
1つでも多くの指導を勤務校で広めていくとともに、間もなく始まる教え方セミナーをきっかけに長谷川先生に会えるきっかけを同僚や知人の先生に伝えていきたいと思いました。
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