埼玉教育技術研究所です。
毎年恒例の大きなセミナー。
サマーセミナーが、先程幕を閉じました。
参加者900人越えのビッグなセミナーでした!
午前中に行われた長谷川先生の講座のテーマは「生徒指導」。
講座が始まる直前に、Zoomの参加者が一気に膨れ上がりました。
現場では、多くの先生方が生徒指導で苦労されていて、長谷川先生の指導を求めているのだと思いました。
参加された方は誰しも記憶していると思います。
長谷川先生の4階建ての理論。
1階をすっとばして4解にアプローチしていた自分に気付かされます。
1階の1つ1つを、現場で実践していけば、多くの子ども達が救われると思いました。
この提案で、参加された先生方の学校、子ども達が変容すると思うとワクワクしました。
理論を学んだ上で最後の事例に登場した子どもの姿が心に響きます。
教師を必要としている子に、少しでも救いの手立てを差し伸べられるよう、もっともっと勉強しなければならないと心から思いました。
続いて、午後の講座。
長谷川先生が扱った詩は、「河童と蛙」でしたね。
題名は?
作者は?
話者は?
といった定型の発問ではなく、子役の先生の意見をひろって授業が展開されていきました。
どんな答えにも対応される姿に、参加したみなさまも長谷川先生の授業力の凄まじさを感じたことと思います。
リズムとテンポで巻き込まれ、授業が進むにつれて自分の意見を言いたい!と、
授業を受けていて、誰もが感じたのではないでしょうか。
授業が終わった瞬間。
もう15分?
と、感じた方も多かったと思います。
発問や指示の言葉の厳選。
その順番。
どれもが絶妙に組み合わさることで、完成された授業なのだと感じられます。
いつか自分も子ども達が熱中する授業をしてみたい。
苦手な子が活躍する授業にしたい。
普段発表しない子が、積極的に発言する雰囲気をつくりたい。
長谷川先生の授業を受けて、教師修業への熱がさらに燃え上がったのではないでしょうか。
サマーセミナーは、他にもたくさんの高段者の先生方が登壇されました。
Zoomであることを忘れ、画面に熱中してしまう。
貴重な学びの時間をいただけました。
サマーセミナーの熱が冷めぬうちに、学びを振り返り、参加された多くの先生方と一緒に、現場の子ども達に還元していく準備をしていきたいですね。
緊急事態宣言はもう少し続きますが、それぞれの環境で今日の学びを生かしていけたらと思います。
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