埼玉教育技術研究所です。
コロナウイルスの蔓延防止のため、2学期がスタートした学校もあれば、これからという学校もあるかと思います。
様々な状況下で授業をしなければなりませんが、勉強を続けていくとその状況にも対応できることと思います。
本日の向国教え方教室では、谷先生と長谷川先生の授業を受け、たくさんの学びをいただけました。
谷先生の講座は、小学校の単元「グラフや表を用いて書こう」。
これを、現場で実践できる形で示していただけました。
きっと、多くの先生方が、ICTを活用した授業で行うイメージがもてたことと思います。
その中でも衝撃的だったのが、教科書教材を否定的に見る視点です。
子ども達はもちろん、教える教師ですら教科書の内容に疑問をもつ人は少ないのではないかと思います。
このような視点で授業をするからこそ、子ども達に本当の読解力を身に着けることができるのだと感じました。
長谷川先生の授業では、初めて教材を読んだときに難しいと感じた参加者もいたのではないかと思います。
しかし、次々と授業の発問に答えていく過程で、詩の情景が浮かんできたのではないでしょうか。
何を問うのか。
どの順番で問うのか。
いつも長谷川先生の授業を受けると、その組み立てに驚かされるばかりです。
さらには、どんな発言をしても受け入れてもらえる安心感があります。
問いに対する参加者の発問に、温かな対応をされていました。
このような対応をしていくから、長谷川先生が受け持つ子ども達は自ら立って発表をする子ども達に育っていくのだと思います。
そして、最後には、何と、向山洋一先生の詩のテストが登場。
現行のテストと比較すると、レベルの違いがよくわかります。
自分の行っている授業、解かせている問題が、いかにレベルの低いことをやっているのかがよくわかりました。
もっと、もっと、修業を重ね、授業をレベルアップすることの大切さを教えていただけたような気がします。
そして、最終講座には、向山先生がご登場され、谷先生と長谷川先生と対談する形式で進みました。
対談内容には、やはり向山先生が作られたテストのお話が出てきました。
谷先生のお考えはもちろん、制作当時の状況やテストを受けた子ども達の様子まで、貴重なお話を伺うことができました。
次回は、11月の秋会場です。
次はどんな講座、どんなお話が飛び出すのか。
今から待ち遠しいですね。
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