埼玉教育技術研究所です。
谷先生、田代先生、そして長谷川先生が講師をつとめた向国教え方教室。
テーマは、自立した学習者を育てる向山型分析批評。
北陸地方の先生方を中心に、参加者が授業を行い、
講師が次々と代案を出していきました。
授業者が精一杯つくった授業ですが、
田代先生と長谷川先生が誰も考えつかない発問で、
授業をガラリと変えていきました。
さらには、なんと、向山洋一先生が、
オンラインで授業に介入されました。
誰しも見聞きしたことがある俳句でしたが、
会場の誰も思いつかない発問で会場を魅了しました。
これが知的な発問であり、
子供が熱中状態になる発問なのだと、
会場の誰もが納得しました。
田代先生は、
私達が追試しやすいよう、
資料を共有し、初心者でもわかるように、
丁寧に分析批評の授業について解説してくれました。
長谷川先生の授業も圧巻です。
長文教材を用いて、
「あれども見えず」の発問を次々と繰り出し、
会場を巻き込みました。
教材を読んでも、
まったく見えてこなかった状況が、
発問を聞き考えるたびに明らかになってきました。
このような知的に熱中する発問が繰り出されるから、
学級の生徒達は自力文責ができるようになり、
集団思考を実現できるのだと思います。
最終講座は、TOSS代表の谷和樹先生です。
国語の視点から、生成AIの授業を見せてくれました。
子供達が活用する生成AIの仕組みについて、
わかりやすく教えてくれました。
この講座をきっかけに、
参加された多くの参加者が
生成AIについてもっと学ばなければならない、
子供達に授業をしなければならないと感じたに
違いありません。
次回の向国教え方教室は、3月に東京で行われます。
参加するたびに、国語の授業がブラッシュアップされるセミナーです。
今から楽しみでなりません。
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