みなさま、こんにちは。
埼玉教育技術研究所です。
長谷川先生はTOSS代表の谷和樹先生と一緒に向山型国語教え方セミナーに登壇されました。
谷先生は、小学校教材5年生「かんがえるのって おもしろい」という教材を扱って授業をしてくれました。
小学校では、国語の最初の教材が「詩」から始まります。
谷先生から学ばせていただいた内容が、多くの先生の授業開きに役立つと思いました。
音読の仕方を始め、様々な引き出しを教えてくれたからです。
長谷川先生の講座は、中学1年生国語の新教科書より、「桜蝶」という教材を扱った授業です。「桜蝶」は、国語教科書史上初の教材といわれ、視点の変化を学ぶことができます。
読んだだけではわからなかった内容が、次々と発見されていくドラマチックな展開に、Zoom画面に惹きつけられていきました。
子供達なら、熱中すること間違いなしの授業です。
また、添付していただいた資料「生徒が国語の授業を好きになる 4月のアクションプラン 中高編」は、長谷川先生が4月にどんな指導をされるのか一目でわかる内容でした。
多くの先生方が、これから始める来年度の準備に役立てることができます。
谷先生も長谷川先生も、常に参加者の授業開きのことを考えてお話をして下さっていることが伝わってきました。
最終講座では、長谷川先生が飛び込みで行った授業に対して、谷先生がコメントしていく展開で進みました。
私は何度か映像を拝見させていただいた機会があったのですが、何度見せていただいても気づけなかった視点をいただけました。
長谷川先生が第一発言者に選んだ意図。
このあと逆転現象を起こす布石。
全体に教師のエネルギーを届ける工夫。
谷先生のコメントの全てが学びになりました。
続いて見せていただいた谷先生の黄金の1日目。
学級活動では、やんちゃな子供達が谷先生に質問をする場面でした。
始業式後に行う学級活動のイメージがつきまいした。
とくに、谷先生へ質問する子供とそれに答える谷先生テンポ。
同じテンポで質問と答えが繰り返されていました。
初日から教室全体を掌握していく雰囲気が伝わってきました。
長谷川先生が、谷先生の映像へコメントを重ねていく場面で気付かせていただきました。
自分1人では見過ごしてしまったに違いありません。
参加者のみなさんも同じだと思いますが、セミナーの2時間があっという間に過ぎてしまったのではないでしょうか。
今日の学びを活かし、来年度、新たに出会う子供達との黄金の1日目を成功させたいですね。