みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。
12月からおよそ半年間、運営面や講座内容について様々な検討を行ってきた教え方セミナーも、
今日が最終回となりました。
これまで様々なテーマで行ってきましたが、最後のテーマは「授業」でした。
授業が上手い先生は、学級経営も上手いといいます。
今回の学びが、参加者のみなさんの実践に、少しでも力になれたら嬉しいです。
講座では、授業の原則はもちろん、社会や図工の楽しい授業、授業の作り方等について解説されました。
メンバーが最後に行った「授業で変わった子どもの事実」は、授業で子どもが変容する感動的なものでした。
授業中の反応がない。
面倒くさいことはしない。
こんな引継ぎを受けた子ども達が、授業で達成感を与えていくことで変わっていきました。
教師が授業の腕を上げれば、こんなにも子どもが変わるのだということが具体的な事実を通して実感できました。
最後に行われた長谷川先生の講座で扱った教材は、金子みすゞの「ふしぎ」という詩です。
書かれている言葉を根拠に、授業が進んでいきました。
教師の発問について、一気に思考状態になります。
もしも、この場が学級だとしたら。
子ども達みんなで考える営みが、学級の一体感を生み出していくのだと思いました。
このような状態になるから、長谷川先生の学級は、授業で成長していくのだと考えます。
私は、過去、音読で詩の授業を終わらせてしまったり、何も教えずに詩を書かせて終わってしまったりするような授業をしていたことがあります。
しかし、長谷川先生の授業に出会い、言葉を根拠に考えさせ、発表させる授業をするよう心掛けるようになりました。
言葉を根拠に考えさせる。
ぜひ、参加してくださった先生方にも現場で挑戦していただきたいです。
これで、今年の教え方セミナーは終わります。
今回Zoomで参加してくださった先生方には、ぜひ、来年、会場で行われる教え方セミナーに参加していただき、ライブで長谷川先生の授業を体験していただきたいです。
また、教え方セミナーは終わりますが、これからもTOSSのセミナーは続きます。
来年の教え方セミナーの前に、ぜひ、TOSSのセミナーで、また一緒に勉強ができたら嬉しいです。
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