埼玉教育技術研究所です。
3学期、最後の学期がスタートしました。
久しぶりの子ども達との生活にワクワクしながらも、1週間を終えて疲れを感じている人もいることと思います。
今日は、そんな疲れも吹き飛ぶ「特別支援教育」に焦点を当てたセミナーでした。
TOSS副代表の長谷川博之先生と小嶋悠紀先生、若手実践家の武井恒先生、安原昭博ドクター、特別ゲストに本吉伸行先生と、超豪華講師陣による講座の1つ1つから目が離せない展開でした。
中でも長谷川先生の講座『指導が難しい中学生を支える 職員集団の変革』が、特に印象に残った参加者も多かったのではないでしょうか。
勤務校の職員集団づくりという大きな枠でありながら、私達参加者が実践できる形を具体的に5つも示してくれました。
その1つが、「模擬授業研修」。
授業の原則十箇条を職員研修版にして全職員と共有し、模擬授業を行いました。
回を重ねるごとに挑戦者が増え、長谷川先生が移動されて8年経った今も継続されているといいます。
長く続いているということは、研修を通して成長を実感しているということです。
ポイントは、授業のよいところを挙げ、改善点は1つだけ示すこと。
挑戦した先生を労い、次への意欲をもたせることがコツなのだと感じました。
教えていただいたことを、ぜひ、勤務校の実践につなげたいですよね。
続いて、「支援スキル向上研修」について、長谷川先生が実際に行った「アセス」や「Q-U」、「CMI」等、様々なツールを紹介してくれました。
どれもすぐに活用できるものばかりです。
さらに、長谷川先生が実際に使われた「問題解決ワークシート」を参加した全員にプレゼントのサプライズ。
自分の学級だけではいけない。
学校全体をよく見て、他学年、他学級の子ども達へも支援の輪を広げていってほしいというメッセージが伝わってきました。
勤務校で、具体的な支援が見いだせず困っている。
特別支援教育の問題が挙がっているのに、学校全体で対策が共有できない。
今日はその方法をたくさん学ぶことができたのではないでしょうか。
長谷川先生は、毎週のようにセミナーへ登壇されています。
次回は、一週間後。
「第2回TOSS志士舞オンライン授業技量検定セミナー」です。
もっと長谷川先生の話を聞いてみたい!というみなさま。
授業の代案を聞くことができます。
今から、一週間後が楽しみですね。
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