埼玉教育技術研究所です。
本日、長谷川先生は審査員養成セミナーに登壇されました。
養成セミナーとは、授業技量を審査する検定者としての腕を磨く場です。
検定者は、次々と行われる受験者の授業に瞬時にコメントをしなければなりません。
15秒のつかみ(10点)1つとっても、次のような項目があります。
➊全体に通る声(4点)
➋第一発問・指示で全体を動かしている(2点)
➌15秒以内に子どもが学習活動に取り組んでいる(2点)
➍その他(2点)
オンラインで行われているので、受験者のためにコメント用のサイトを作りながらです。
検定する方が、このようなセミナーの場で腕を磨き続ける意味がわかる講座でした。
また、受験する立場で見ても学びの宝庫でした。
長谷川先生は、D表項目の「その他」に言及し、その評価の仕方を教えてくれました。
各項目について学べば学ぶほど、自分の授業の振り返りになります。
D表項目においては、自分自身の教態について改善点が見つかったのではないでしょうか。
また、長谷川先生は、ある参加者の第1発問について、次のように言及されました。
「ここで何人かの子どもが落ちる」(文責:野口)
日々の授業で、第1発問を意識していたか。
そもそも自分の発問1つで、ついていけなくなる状況を想定して授業をしていただろうか。
参加者の授業に対して行われるコメントでしたが、その場で授業をしていない者にとっても多くの学びをいただけたことと思います。
今一度、自分の授業行為の1つ1つを見直していかなければならないと感じた参加者はたくさんいたのではないでしょうか。
次回、長谷川先生が登壇されるセミナーは、第22回「夢現塾」です。
塾生には、その場でしか語れない長谷川先生の実践をディープに語っていただけます。
当日が待ち遠しいですね。
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