埼玉教育技術研究所です。
今年で7回目となる神奈川の長谷川博之セミナーが行われました。
今回の講座群は、教育思想、生徒指導、理想の教師像等、長谷川先生の実践を深堀していく内容ばかりでした。
その中から厳選し、2つ紹介します。
1つは、これまであまり語られてきていない内容です。
第3講座「初任者指導担当として4月に伝えること」の中で、
教務主任時代に初任者指導をされていたことを話してくれました。
対応の原理原則や肯定的フィードバック。
ちょっとしたコツで紹介していただいた注意の「CCQ」。
どれも、1年目に、それも長谷川先生に教えていただけるなんて、
なんと幸せな初任者だろうと、参加した誰もが思ったのではないでしょうか。
初任者指導の内容でありながら、経験のある先生方にも役に立つ内容ばかりでした。
教えていただいたことを意識して、明日から子ども達と接していきたいですね。
2つ目は、長谷川先生の目指す理想の教師講座。
それはもちろん、師匠の向山洋一先生です。
長谷川先生が紹介して下さった向山洋一先生のエピソードを聞いて、
はたして自分は目の前の子どもを大切にできているかと、
心が揺さぶられました。
A男が500円を渡されるエピソードも、
向山先生がA男のことを深く考えていることを知り、
自分だったらどこまでできたかと考えさせられました。
何をするにも、1人の子どもに対して、
自分自身がどこまで考え、深くかかわれるか。
向山先生と長谷川先生の深い教育思想を学びつつ、
自分自身の思想について見なおすことができたのではないでしょうか。
来週は、なんと、谷先生と長谷川先生が登壇される、
「谷・長谷川セミナー」です。
本日参加したみなさまと、また一緒に勉強できることを
楽しみにしています。
0 件のコメント:
コメントを投稿