8/06/2022

2022.8.6 TOSSサマーセミナー

みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。

夏の一大イベント、サマーセミナーが開催されました。
メイン講師は、TOSS最高顧問の向山洋一先生、代表の谷和樹先生、副代表の長谷川博之先生と小嶋悠紀先生だ。講座を担当する先生方も実力派の先生ばかり。1つ1つの講座から、目が離せない展開でした。

今回のテーマは、「学び方」を教え育む向山型指導法!!
向山実践をもとに、数々の授業実践群が紹介されました。

あえて1つ選ぶとしたら、長谷川博之先生の講座をご紹介したい。
『「たった一人の例外もなく」を実現する向山型授業の原理原則
わからなさを自覚する授業~授業の終わりから始まる学び~』である。

これまでだれも提案したことのない授業。
詩情(ポエジー)をあつかった授業だ。

冒頭、プロの詩人ですら、詩はわからないものだとスタート。
しかし、小学校の教員、中高国語の教員は、詩を子ども達に教えなければならない。

多くの学校現場では、詩に書いてある言葉の意味を想像させ、最後の教師が説明をして終わるのではないかと思う。

しかし、長谷川先生は、あえてこの難しい部分をあつかった。
説明するのではなく、発問、指示の授業を通してである。
3つの詩を扱い、変化のある繰り返しで、詩情(ポエジー)の学び方を教えていただいた。

当然、インターネットや過去の文献にも明確な教え方の記述はない。
参加した人は、異次元のレベルに、知的な授業に心を奪われるかのように、会場全体が長谷川先生の一挙手一投足に集中していた。
最後に紹介していただいた「詩の読み方・学び方シート」も、永久保存版だ。
このシートを使って、子どもはもちろん、教師自身も詩情(ポエジー)の学びを深めることができる。

今回参加できなかった方も、まだまだ夏休みの長谷川のセミナーは続きます。
来週は、富山、島根と2つのセミナーが入っています。
もしかしたら、サマーセミナーの授業についてお話がきけるかもしれません。
来週も楽しみでなりません。

0 件のコメント:

コメントを投稿