埼玉教育技術研究所です。
今回は東京会場。
メイン講師に渡辺弥生先生を迎え、
長谷川先生、小嶋先生、武井先生が講師をつとめ、
200人を超える参加者が集まりました。
どの先生からも、
明日から現場に生きる学びをいただけました。
渡辺先生のお話を聞いて、
一番印象に残ったのは、ムードメーターです。
勤務校の教室は、ほとんど白一色。
机と椅子だけがならぶ味気ないものです。
教室はもちろん、廊下にソファーや畳があり、
子供たちが、のんびり、まったりとできる環境をつくることで、
安心して登校することができる子が、
必ずいると考えました。
武井先生からは、
文字が読めない子達のために、
ご自身で開発された教材をもとに、
具体的な指導の仕方を教えていただきました。
武井先生のお話を聞いて、
読むことが困難な子供の気持ちを
考えることができました。
小嶋先生には、
特別支援教育の基本に立ち返り、
学ぶ機会をいただきました。
指示は、なぜ短く分けるのか。
取りあえず発問をしない。
基本中の基本でありながら、
私は自分の授業を振り返ることができました。
先週、社会科の授業を行った際、
発問した後、もう一度同じ発問を言ったつもりが、
言った後で言葉が一部変わっていたことに気づきました。
子供たちは何も言いませんでしたが、
混乱させてしまった子がいたはずです。
今日教えていただいた基本をもとに、
自分の授業をもう一度見直していきたい。
きっと、多くの参加者のみなさまも、
同じことを考えたのではないでしょうか。
長谷川先生からは、
教師が専門機関と子供たちをつなぐ
「ハブになる」ことの大切さを教えていただきました。
勤務校にも児相案件があります。
児童相談所はもちろん、保健所等とつながる術を知りました。
何度も教えていただていることですが、
具体的な行動にうつさなければ、
学んでいる意味がありません。
勤務校では、明後日、
生徒指導・教育相談会議があります。
そこで、保健所とつなげることを提案し、
目の前の子供たちに学びを還元していきたいと
思いました。
セミナーで学ぶ。
そして、現場で実践し、
子供たちに還元する。
長谷川先生は、
「子供たちを幸せにするために、
勉強しているんだ」
と教えてくれました。
学んだことがすぐに結果として現れないときも、
何のために学んでいるのか目的がはっきりしていれば、
学び続けることができます。
長谷川先生は、明日も東京でセミナーです。
本日と同じ日本教育会館にて、
「危機管理」をテーマに話をお聞きすることができます。
2日連続でお話がきける貴重な機会です。
明日も楽しみでなりません。
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