埼玉教育技術研究所です。
初心者講座は、向山型国語についてわかりやすく学ぶことができます。
講師は、長谷川先生、渡辺先生、山本先生と、向山型国語のスペシャリストです。
私はその場で模擬授業に立候補しました。
選んだ教材は、「みちのくの母のいのち」の句です。
私の最初の発問は、「強調されている一語に丸をつけなさい」でした。
想定した言葉とは違う言葉に丸がついていく様子を見て、
私は焦り、二人だけを指名して次の発問へいこうとしてしまったのです。
そこで、長谷川先生からストップがかかりました。
「他の場所に丸をつけた人はいませんか。他の人の考えも聞いてあげないといけません。」
(文責:野口)
私の授業の悪いクセは、
一人で勝手に進んでいってしまうことがあることです。
これは、きっと自分の授業を録画して見ても気付くことができません。
授業を見ていただけたからこそ、指摘してもらうことができました。
授業技量を上達させるためには、
自分よりも上手い先生にきってもらうしかない。
長谷川先生に、何度も教えていただいた言葉です。
渡辺先生の講座では、誰もが知っている「浦島太郎」や「桃太郎」等の物語で教えたことを、教科書の教材文で学ばせる組み立てを教えてくれました。
山本先生からは、実際に教えた子供達のノートを提示して、説明文の教え方を学ばせていただけました。
国語は算数のような正解がなく、教えにくい教科です。
私は担任している子供から、「次は国語かー」と言われてしまったこともあります。
国語の授業が楽しいと言ってもらえるよう、これからも学び続けていきたいですね。
次回、長谷川先生が登壇されるのは、高校セミナーです。
さらにレベルの高い国語授業が展開されること間違いなしです。
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