埼玉教育技術研究所です。
今年で6回目となる中学検定は、井上先生、小森先生、長谷川先生、吉原先生と、豪華講師陣によるセミナーです。
倍率3倍を勝ち抜いてきた受検者が行う授業は、他の検定と比べて、授業の作り込みが違いました。
どの受検者も、1年に1度のこの検定に、力を注いでいることが伝わってきました。
受検者の授業からもたくさんの学びをいただけましたが、講師のコメント、代案、そして最後に行われた座談会の学びを感じた参加者も多かったことと思います。
私は、長谷川先生のコメントが、特に印象に残っています。
例えば、体育の授業について。
子どもに、運動の必要性を理解させた上で活動させる。
私が体育の授業をしていた際、はたして子どもたちがどこまで必要性を感じて活動していたかと反省しました。
自分にとって必要と感じていれば、体育に限らず子どもたちのモチベーションは当然変わってきます。
子どもたちにとって力になる活動をとなるよう、今まで以上に取り組ませる活動をよく考えて授業をしなければと、参加者も感じたのだと思います。
もう一つあげるならば、次の言葉です。
「A表は、自分のライフワーク」
です。
この言葉を聞いて、A表の授業の見方が変わりました。
本日の授業者の方々も、少なくとも1年以上追い続けてきたテーマをもとにした授業をしてきたことと思います。
目の前の子ども達の将来を考え、何を教え、どんな力をつけさせるか。
指導案から、知識の深さ、広さが、他の授業と異なりました。
長谷川先生のお話を聞いて、見える世界が変わりました。
今回、私は受検しませんでしたが、事務局として参加しながら、検定の奥深さをまた一つ教えていただけた気持ちになりました。
それから、急遽企画された明日のセミナーがあります。
「中学検定アフターセミナー」
明日、早朝一時間。
長谷川先生が、検定と日常の掛け算をテーマに語ってくれます。
連休の楽しみが、また一つ増えました。
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