みなさま、こんばんは。
本日、待ちに待ったセミナーが開催されました。
発達障がいのエキスパート、平岩幹男氏、小嶋悠紀氏、小野隆行氏を迎えての
スペシャル講座が盛沢山でした。
平岩氏の講演では、「発達障がいと教育をめぐる最新情報」について、
お話をしてくれました。
そもそも発達障がいとは何なのか。
自閉症、ADHD、ディスレクシア等、何百、何千もの子どもたちと向き合ってきた
ドクターの経験から、具体的な事例をもとに説明してくれました。
小嶋氏の講座では、実際に子どもたちが教室で学ぶ様子を見せてくれました。
ポイントの1つ、「安定し構造化された授業システム」において、
レターボックスで教材を整理する術を教えてくれました。
他にも、新教材の紹介やその活用方法等、
特別支援学級を担任する先生はもちろん、
その他の参加者にとっても知っておかなければならないことばかりでした。
小野氏の講座では、「ひらがなが読めないA君」への具体的な手立てについて、
参加者と一緒に考えながら話が進みました。
その中でも、「課題の内容、量、やり方をコントロールする」ことが印象的でした。
保護者との面談で、リップサービスに終わらない。
小野氏の実践から、自分の学級にいる支援が必要な子どもたちに、
明日から行える具体的な支援策が見つかったのではないかと思います。
そして、長谷川氏のQU分析。
参加者が、QUシートを見て、具体的な支援策を考える場がありました。
しかし、QUの結果が出ていても、支援の方法が思いつかず、参加者は悩みます。
氏は、「具体的な活動におとしていかなければ、学級は変わらない」と言い、
具体的な手立てについて教えてくれました。
目の前の子どもについて考えているようで、
考えが及んでいなかったことを反省しました。
今回のセミナーでは、支援が必要な子への対応はもちろん、
一人ひとりの子どもについて、もっともっと考え抜くことの大切さを教えていただけました。
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