埼玉教育技術研究所です。
今年で5回目となる富山開催の長谷川セミナー。
『勉強が苦手な子・無気力な子・特別な配慮が必要な子、どんな子でも対応できる力を身につける!教師に必要な「対応力」を長谷川氏が教えます』をテーマに、長谷川先生が授業の対応について教えてくれました。
指定教材を使った模擬授業では、その場で多くの先生方が立候補して授業が行われました。
若手から中堅の先生が次々と授業をし、そこへ長谷川先生が代案を示していきました。
その場で苦手なところをなおしていただけるからこそ、立候補した先生方は具体的な学びを持ち帰ることができます。
代案を聞いていると、「自分の失敗」にも気付くことができます。
授業者はもちろんですが、聞いている先生方もたくさんの学びをいただけたことと思います。
後半に行った不登校対応の講座では、不登校の子どもへの対応を大きく3つのポイントに分けて教えてくれました。
その1つ、「自己肯定感の回復」で印象に残った言葉があります。
『自分のだめなところも受け止めてあげることができる』
私は、自己肯定感と聞くと、できなかったことをできるようにさせてあげることや褒めることがすぐに頭に浮かびました。
しかし、長谷川先生は、だめなところを受け止めることが大切なのだと教えてくれました。
このような視点をもって子ども達の前に立つことで、また違った対応ができるようになります。
富山まで来て勉強して、本当によかったです。
来週は島根で、長谷川先生のセミナーが開催されます。
夏休みの学びはまだまだ続きます。
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