5/16/2021

第10回 志士舞Zoom教え方セミナー

みなさま、こんにちは。

埼玉教育技術研究所です。

先程、10回目の教え方セミナーが終わりました。


トラブルが増えるといわれる「魔の6月」まであと半月。

講座では、ほころびが見え始めた今だから必要な内容が盛りだくさんでした。


学級経営編では、授業規律の整え方が紹介されました。
教科書の持ち方や話の聞き方、発表の仕方など、細かいけれど授業規律を整える大切なポイントです。他にも、集合・整列のやり直し、掃除を頑張っている子の取り上げ方など、誰もがこの時期に直面するほころびの修正点を教えてくれました。


印象深かったのが、第8講座「荒れとの闘い方」です。
長谷川博之先生の学級通信から、長谷川先生がどのように荒れと闘ったのかを分析していました。傘の盗難を例に対応を考えた際、自分では考えることさえできない対応がいくつも示されていました。


長谷川先生の講座では、予防的な生徒指導について教えてくれました。
長谷川先生は、休み時間に他学級を回り、周りの先生方には入らない情報を仕入れ、職員と共有しているといいます。自分の学級で手一杯になってしまいがちですが、余裕をもって子ども達と接することができる教員になりたいと、お話を聞いていて考えた方も多かったのではないでしょうか。
また、冒頭にも書きましたが、この時期に出てくる学級の問題についても教えてくれました。見る目があれば、小さなうちに見つけて指導ができるといいます。しかし、その目がないと、問題はどんどん大きくなっていってしまうといいます。このお話を聞いていて、私は自分の学級が荒れてしまったときのことを思い出しました。自分自身にどれだけ見る目が育っているかわかりませんが、今日のお話を聞いて、少なくとも「見よう」と意識することができます。
今日もたくさんの学びをいただけました。
ほころびが出る今だから行うべき指導を、明日から始まる学校生活の中で行っていきたいですね。


さあ、教え方セミナーも終盤を迎えます。
次回、5月22日は、フィジカルからZoomへ変更となりました。
時間も少し短縮されましたが、予定していた内容を凝縮して配信していきます。
どうぞ宜しくお願い致します。

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