埼玉教育技術研究所の野口です。
今回のテーマは、不登校を予防する方法と対応力の向上。
志士舞メンバーによる勤務校の実践もたくさん紹介されました。
まずは、予防の観点から。
第3講座「授業で子どもの自尊心を向上させる」。
詩「ゆき」の教材を扱って、授業で成功体験を積ませる方法は、まさに目から鱗が落ちる内容でした。
子どもを活躍させるために必要なスキルが、盛りだくさんでした。
授業をしながら、ところどころ解説をしてくれたので、わかりやすかったです。
今回は国語の教材でしたが、他教科でも使えるスキルもありました。
楽しく知的な授業を行うことも、不登校の予防になりますね。
続いて、対応の観点から。
第7講座「不登校児童の問題に全員で対応するシステムづくり」。
今や担任1人で、1人以上の不登校の児童・生徒に対応しなければならない現状にあります。
そこで、担任、もしくは学年主任等がハブになり、生徒指導主任や教育相談主任等と連携して、サポートしていく体制をつくらなければなりません。
私も講座を聞いていて、勤務校の不登校の子のサポート体制をもっともっと充実させたいと思いました。
そして、最後は、みなさまお待ちかねの「長谷川先生の講座」。
長谷川先生は、不登校の児童・生徒をスマホに例えて教えてくれました。
スマホは、充電が切れれば使えなくなります。
不登校の児童・生徒の充電が切れてしまうのは、どんな状況なのか。
不登校に陥ってしまう子どもの感覚がよくわかりました。
このような不登校の基本的なことから、不登校の段階の追い方など。詳しいところも解説してくれました。
私も含め、参加者にとって、平日の勤務は放電。
そして、この教え方セミナーで長谷川先生のお話を聞ける時間が充電なのだと思いました。
今日も学びを充電して、明後日、仕事へ行くことが楽しみになりましたね。
次回教え方は、来週。
ゴールデンウィーク期間です。
5月3日が今から待ち遠しいですね。
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