みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。
本日、大阪のはる☆とす 第4回TOSS中学関西セミナーに参加してきました。
長谷川先生は、黄金の三日間から今日までの貴重な実践の数々を語ってくれました。
遠方から参加した方は、はるばる大阪まで学びに来て本当によかったと思えのではないでしょうか。
多くの方が興味を持たれたのが、学級の五段階理論をもとに語ってくれた「自治的集団になるための秘訣」ではないでしょうか。
私自身、これまで受け持った学級が、その境地に至っていません。
それがなぜなのか。
その理由が、自分のやってきたことといくつも重なりました。
まず、4月から3月までやっていることが変わっていなかったことです。
授業なら、4月に教えた型を3月までやっていました。
今年社会科で行った地名当てゲームが、まさにその典型でした。
係活動は、いつまでたっても教師が介入ばかりしていました。
例えば、「〇〇係さん、△△してくださいね」と、3月になっても4月と同じ指導を繰り返していたのです。
長谷川先生は、やっていない係があれば、子どもから「〇〇係さん、やってないよ」と声が出るようでないとダメだとおっしゃっていました。
何でもかんでも手を出し過ぎていたことに気がつくことができました。
もっと意図的に、もっと計画的に子供達で学級を自治する営みについて考え、追究していかなければ、一生かかっても学級は変容しないのだとわかりました。
今年は学級担任ではない(おそらく来年も)ので、学級経営にその学びが生かせないのは残念ですが、授業で子どもと関わることはできます。
長谷川先生は「根幹は授業だ」と、何度もおっしゃっています。
授業で知的な楽しさを味わわせることができるよう、学びの手を緩めることなく仕事をしていきたいと感じました。
遠く大阪で学ぶために集まった参加者とともに、来年もまた一緒に勉強できる日を楽しみに、1年間学び続けていきたいです。
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