みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。
本日は、午前に教育講演会、午後にセミナーの2本立てで、
長谷川先生が登壇されました。
午前の講演会は、約1時間半もの間、
たっぷりと長谷川先生のお話を聞くことができました。
テーマは、子どもに「私はできる!」と思わせる超・積極的指導法です。
第2講座では、授業映像をみて、長谷川先生がコメントをしていく形で行われました。
算数の授業で落ち着きがなく、
常に注意散漫な子の映像が流れました。
私だったら、「前を向きなさい」と注意してしまったり、
かまわず授業を続けてしまったりするような対応しかできなかったと思います。
長谷川先生は、映像を持ってきていただいた先生にいくつかの質問をして、
瞬時にその子のやる気を引き出す活動を伝え、
周辺環境の整理の仕方まで細かく分析されました。
長谷川先生の知識の深さと、
瞬時に対応できる対応力に驚きました。
午後は、長谷川先生のセミナーです。
第3講座「不可能が可能になる学校・生徒指導主事や学年主任の仕事」では、
反抗挑戦性障がいや登校しぶりの傾向がみられる児童への対応、
職員会議の提案の仕方等、現場で困っている事例が発表されました。
もし、自分の学校で起こったら?と考えると、対応に困るものばかりです。
その中の一つに、
特別支援を要する生徒への行き過ぎた対応をする同僚のお話がありました。
長谷川先生は、管理職からきちんと指導してもらうことをアドバイスしました。
そのお話の中から、子どもが不利益を被るような事実は許さないという気概が伝わってきました。
今年で5回目となる茨城の講演会&セミナー。
まもなく2学期が始まります。
2学期は多くの行事もあり、
子どもたちが成長するチャンスがいくつもあります。
その一つ一つの場面で、
本日学んだことを生かせるのではないかと思いました。
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