みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。
今年はとっても暑い夏休みですが、
サマーセミナーも熱く盛り上がりました。
今年のテーマは、
新学習指導要領で変わる新しい教科書教材の授業
です。
会場では、新学習指導要領の観点から、
TOSSオースター教師によるすばらしい授業の数々が
披露されました。
まず、目からうろこの授業だったのが、
井戸砂織先生の「We can!」での模擬授業と単元構成です。
授業内容や授業の形態も大きく変わり、
勤務校でも授業の仕方を模索しながら1学期の授業を行ってきました。
きっと、小学校で高学年を担任される多くの先生方が、
英語の授業で悩みを抱えているのではないかと思います。
そんな悩みを解決させてくれたのが、
今日の井戸先生の授業でした。
三構成法でのダイアローグ指導では、
リズムとテンポで、ステージ上の子役の先生だけでなく、
会場全体が巻き込まれる雰囲気でした。
参加者全員に配られた外国語カリキュラム、年間指導計画等の
資料の数々もとても参考になりました。
さらに、木村重夫先生の算数「線分図」の授業。
言葉を削る、説明しない、教えないとは、このように授業すればいいのかと
いうことがわかる授業でした。
「説明しない授業」の意味が、「これでもか!」と、わかる授業展開に驚かされました。
教科書の問題を使って、丁寧に授業していただいたので、
多くの参加者の方が、2学期に追試してみようと考えたのではないかと思います。
そして、長谷川博之先生の「討論の授業」。
討論の仕方はもちろん、変化のある繰り返しや参加者に応える一つ一つの対応。
提示した3つの俳句、そこで繰り出される発問も、
児童生徒のことを考えて少しずつ負荷をかけていくように
組み立てられているように感じました。
中学国語の先生はもちろん、小学校で担任をもっている先生方なら、
誰もが憧れ追試してみたいと思った授業だったと思います。
授業の全てが学びになりました。
そして、講座終了後、サマーセミナーの最後を飾るのは、
TOSS一門バンドによる生演奏です。
授業で引き付ける講師の先生方は、
ここでも会場の参加者を引き付けていました。
こういう魅力が、子どもたちも引き付けるのだと思いました。
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