みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。
生徒指導のプロ・長谷川博之先生と、特別支援のプロ・小野隆行先生がご一緒に登壇される豪華なセミナーになりました。
今回のセミナーのテーマは、「荒れとの闘いの予防と対策」でした。
模擬授業に立候補された参加者の先生方は、なんと、講師のお2人を子役に授業をしました。
100名近い参加者の前に立つだけでも、勇気がいります。
その上、講師の先生が子役となって授業をするのですから、相当なプレッシャーだったはずです。
しかも、講師の先生方は、やんちゃな子を演じるわけですから、相当な対応力を試されます。
それでも、授業者の先生方は、そのやんちゃぶりに負けじと対応されていました。
授業後、講師の先生方は、授業者に温かい言葉かけとアドバイスをされました。
このような場に緊張場面に立つから、対応力は磨かれていくのだということに気付きました。
現場の子供に対応しているだけでは磨くことができない瞬時の対応力は、このような修業の場でしか磨かれないのだと感じました。
さらに、長谷川先生の講座では、寝屋川で行った授業を再現してくれました。
私だったらどう返してよい迷ってしまう対応を、瞬時に、しかも次々と行っていきます。
徐々に温まっていく雰囲気が、伝わってきました。
ユーモアがあり、知的であり、その上温かな対応です。
このような対応をしてくれたら、「次は立って発表してみたい!」と子供達は考えるに違いありません。
緘黙の子が話したり、発表が苦手な子が話したりする事実が生まれるのは、このような対応の数々なのだと思います。
今年は、まだまだ長谷川先生の講座が続きます。
日々進化する実践をリアルタイムで聞くことができる。
これが、セミナーの醍醐味だと思いました。
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