みなさま、こんばんは。
埼玉教育技術研究所です。
年に一度の祭典。
TOSS冬合宿。
1日目のテーマは、熱中する授業を実現する「見取りの技術」と「介入の技術」です。
見取りと介入とは何なのか。
見取りはご存知のことと思いますが、介入とは何なのか。
講師の一人、小嶋先生は次のように解説してくれました。
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介入とは「支援ではない」。
一個上へ引き上げる、上のレベルへもっていくことが介入なのだと。
(文責:野口)
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私は、勉強が苦手な子へ支援するために、介入が必要なのだと解釈していましたが、根本から間違えておりました。
そもそも、授業でつまずく場面をつくってはいけない。
つまずかないように、教材研究をしなければ介入ありきの授業になってしまうのだと学ぶことができました。
レベルアップの介入ができるよう、事前にしっかり準備をしていきたいと思います。
一日目に多くの参加者のみなさまが楽しみにされていたのが、長谷川先生の授業だったと思います。
長谷川先生に与えられたテーマは、プロの見取りと介入が実現する「The授業」。
高段者検定で授業された語り語られ問題を中学校国語の「形」という教材で示してくれました。
向山型分析批評に新たな視点を加えたこの提案。
今回は、10分という限られた時間の中で、長谷川学級でどのような意見が出たのかまで詳しく学ぶことができました。
二日目のテーマは、教師の身体性を徹底分析&徹底実演。
第一講座のD表項目特化の模擬授業は、谷先生と小嶋先生が授業者の身体性に介入し、解説をしてくれて、具体的に何を直したらよいのかを教えてくれました。
子どもを指名したときの目線と体の向き。
教師の立ち位置。
タブレットの持ち方まで。
授業をしてくださった先生方が、欠点を人目にさらしてくださったからこそ、見ている自分の欠点にも気が付くことができました。
D表項目の大切さを実感することができました。
3学期がスタートし、残り50日をきった学校生活。
合宿での学びを活かして、目の前の子ども達をさらにパワーアップさせていきたいですね。
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