埼玉教育技術研究所です。
本日は、仙台で長谷川先生と井上先生のお二人が講師を務めるセミナーが開催されました。
特に印象的だった長谷川先生の講座は、次の2つです。
1つは、「令和に求めらる生徒指導力」。
子どもとの具体的なやり取りをもとに、アセスメントと対応について解説してくれました。
落ちていたボールの対応。
これは、本来なら保育園児にプレゼントするために作ったものが、ある生徒が自分で使うために作ったもののようです。
自分だったらどのように対応するかと考えたとき、おそらく学級全員の前でボールを見せて「誰の?」と聞いていたに違いありません。
しかし、長谷川先生の対応は、誰も思いつかないものでした。
驚くべきは、対応した後に子どもが変容することです。
今回聞いた対応をして、誰もが長谷川先生のようにはいきません。
子どもが変容する、変容したいと思えるような関係を、これまでに紡いできたのだと感じました。
もう1つは、不登校支援の講座です。
生徒の学びを保障する学力支援はもちろん、来る価値のある学校をつくる3観点等など、メモの手が止まりませんでした。
一番、心惹かれたのは、「学年の利他が、不登校予防になっている」ことです。
先生一人で頑張ってもだめで、学年の子どもたちの中で利他の気持ちが共有されているからこそ、不登校だった子が登校できるようになる奇跡のような事実が生まれているのだと思います。
まだまだ書き足りないところですが、ここですべてをお知らせするわけにはいきませんので、ぜひ、直接長谷川先生のお話を聞いていただきたいです。
次回は、なんとなんと、明日です。
明日、翔和学園の伊藤先生とともに、埼玉でコラボセミナーに長谷川先生は登壇されます。
2日間連続で長谷川先生から学べる貴重な機会です。
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